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2014年 05月 12日

奥武蔵桜三昧1 ユガテの山桜

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4月15日、平地の桜は終わってしまったけれど、少し標高をあげればまだまだ見れるはず。
この日は安曇野さんを誘って、奥武蔵桜巡りに出かけました。
最初は乗り気でない安曇野さん。わたしが案内する道は遠回りだと、違う道へと入ってしまいました。
「あら?そっちじゃないのよ。」 『こっちで良いんだろう。』 「いやいや、違うんですけど。」
『なんだ、これじゃぁ、戻ってるじゃないか。』(だから、違うって言ったのに…)
「それじゃ、この辺りから山越えして行きましょう。多分、大丈夫と思うわ」
わたしは山地図を広げて、怪しいナビを始めました。「そうそう、ほらあそこに案内板があるわ。」
車を止めてもらって案内板を見ると、吾野に抜けると書いてあります。
「やっぱり、この道でいいのよ。」と言うことで走り出しましたが、道は舗装されているもののどんどん山へと入って行きます。
『おい、これで良いのか?』 「うん、いいはずよ。」
そして、民家も無くなり、登ったり下ったり、曲がりくねった林道は続きます。
(わぁ!ワクワクする~♪)と内心思ったけれど、口に出すと怒られそうだから黙ってました。
何度か分岐が現れますが、道標はいっさいありません。『どっちに行くんだ?』と聞く安曇野さんに
「多分、こっちだと思うわ。」と、まるっきり感だけで答える迷走ナビ。
でも、わたしの感は冴えてました。(ほとんど、まぐれですけれど)
見事、ダートな林道をクリアしてR299へと飛び出しました。
「へぇ~!凄い、ここに出るんだ~♪」わたし的には新鮮な驚きだったんですけれど、
安曇野さんは時間ロスしたと不機嫌さが増してます。^_^;
でも、ここからは大丈夫。「はい、そこ右に曲がって」  「そして、その酒屋さんの角を左ね。」
わたしのナビは、完璧でした~♪(笑)




山道を車はどんどん登って行きます。思ったとおり八重桜が見事に咲いている場所に出ました。
とっても綺麗なので、ちょっと車を止めてもらって撮ることにしました。

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木漏れ日の感じがすごくいい感じです。

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青空に透ける花びらも綺麗です。


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我が家の愛車も花に包まれて


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ヤマブキの花も咲き出しました。

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真っ白な椿も綺麗!!

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金色の光の中、イロハカエデの若葉


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ムラサキケマンのシロバナタイプ


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ミヤマキケマン


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ムラサキハナナも美しい


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そして、ユガテを目指します。時々、杉木立の間から目を引くのは美しい桜林です。
誰にも知られずに、意外とたくさんの桜が山の中に自生しているのですね。
歩いて訪ねるのと車で訪ねるのとでは、イメージが違ってくるので距離感が判らなくなります。
わたしはユガテへの道を見失わないようにキョロキョロしていました。

安曇野さんは、明確な目的地を決め、ロス時間無く合理的に辿り着きたい几帳面タイプ。
わたしは、寄り道、回り道大好きで、途中で目的地を変更してもいいんじゃないという適当タイプ。
でも、安曇野さんと出かける時は、寄り道、回り道は厳禁なのです^_^;

ああ、良かった!!無事、ユガテへの道発見!!
路肩に車を止めるのは気が進まない安曇野さんを説得して
ちょっとしたスペースに車を止めてもらいます。

やがて、行く手には素晴らしい山桜の巨木が見えて来ました。思った通り、今が満開でした。

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この山桜は、2軒だけあるお宅の敷地内にあり、周りの木立ちより一際背が高いです。
大きく枝を広げ、素晴らしく美しい樹形の巨木で確か幹周は3m越えだったと思います。
その樹が、今は盛りとたくさんの花を付けているのですから圧巻です。


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この樹に出逢ってからというもの、いつかは花の時期に遭遇したいと願ってきましたが、
今日、やっと夢が叶いました。
大喜びで何枚も写真を撮っていたらヒヨドリが飛び立ちました。


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カイドウも花盛り


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枝垂れ桜も花盛り


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山の中の畑も花盛り


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このお花は、梨の花かしら?


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ミツバツツジも花盛り


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ツツジにも濃淡がありました。


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枝垂桜咲く小道


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優しい色♡


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風に揺れて花びらがハラハラ~♡


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桃源郷のような山上集落のユガテです。今日は、本当に良い時期に来ました。
晩夏に来た時は、蝉時雨でした。幼い頃の夏休みを思い出しました。
秋に来た時には、ほおずきの赤い実、楓の色づき、栗の実がポトリ。
冬に来た時は、シモバシラ、薄氷、ジョウビタキやツグミたち、冬イチゴの赤い実。
早春に来た時には、コブシ、白木蓮、梅、ぼんやり煙る木の芽雨。

いつ来ても、ほっこり落ち着く、そんな場所です。本当は山越えで歩いてきたい場所ですね。



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ミツバツツジの道を抜け、あの山桜の大木の下に行きました。


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大きく広げた枝は、まるで桜の花の天井のよう…


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とても、広角でも全部は納まりきれません。


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なんて綺麗なんでしょうね。



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畑にある枝垂桜は、どの木も満開です。


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カシワの新芽


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こんな角度からも、長閑で素朴で好きです。


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花いっぱいの民家の庭先を通していただく小道を辿ります。


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水仙とハナニラ



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ムスカリとハナニラ


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もう、シャガが咲き始めました。


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マルバスミレ

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名残惜しく山桜にお別れ…咲いていてくれてありがとう。



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新緑の山道を戻ります。



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ヤマブキはここでも林床を彩ってます。


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カエデの最初の新芽はこんなにも赤いのです。やがて鮮やかな緑に変わります。


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次の目的地に向かう前に、天文岩という不思議な岩を訪ねます。


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もろく崩れやすいのか、周りをセメントで固めてあるのでちょっと異様な感じ。
昔訪ねた時は、こんなに補強されてなかったような気がするけれど、記憶は曖昧です。


岩の真ん中に、こんな亀裂があります。

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入れないように柵がされてますけれど、ちょっと失礼して横から中に入ってみました。


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中は、こんな感じで奥に人が座れるくらいのスペースがあり、祠が祀られてました。


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江戸時代に、この岩の中に、虎秀(この辺りの地名)出身の天文学者が籠り、
勉強したと伝えられているそうです。


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天文神社が祀られていました。


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長くなりました。ユガテの山桜は、これでお終いです。お次は顏振峠の枝垂桜に続きます。

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by kazematikado | 2014-05-12 10:32 | 山と森 | Comments(0)


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