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2014年 05月 12日

奥武蔵桜三昧3 八徳の一本桜

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奥武蔵桜三昧、最後の目的地は、八徳という集落にある形のいい一本桜です。
この桜を知ったのは4~5年前だったでしょうか?飯能市のホームページを飾っていた1枚の写真です。
写真の下に小さく八徳の一本桜とだけ載っていました。
蒼い奥武蔵の山並みを背に、ほの白い花を咲かせた一本桜。ソメイヨシノだろうなぁと思いました。
山地図を広げると、顏振峠のすぐ隣に小さく八徳の地名があります。
「おお、ここかぁ~♪」奥武蔵はふるさとの山、なんとなく土地勘があり大体の目星がつきました。
飯能市観光協会に問い合わせたなら、きっと丁寧に教えてくれるでしょう。
でも、それじゃぁつまらない。自分の足で探してこそ価値があるというのは、ささやかなわたしの自論です。
その年は、もう桜が終っていましたから、来年に向けて八徳の集落を見つけよう。
ところが、この集落、一筋縄ではいかないのでした~(@_@;)







吾野の駅からてくてく歩いて顔振峠への林道を右に分けて八徳林道を目指しましたが、
曲がり角が判らないまま高山不動に来てしまいました。^_^;
次に挑戦した時も辿り着けず…三度目は、いったん顔振峠に登り上げ山道を辿って八徳林道へ出ました。
でも、桜無いなあ?といくつかのカーブを登って行くと何本かの桜がありますが、一本桜ではありません。
そして、次のカーブを曲がり切った途端!!目の前が開け広々とした畑が現れました。
素晴らしいロケーションの中、夢にまで見た一本桜がありました。「やった~!!」
その時は、見つけただけで嬉しくて、帰り道に八徳林道の入り口も見つけて帰ったのでした。
次の年、美しく咲き誇る一本桜を見に行ったのは言うまでもありません。



今回、ソメイヨシノの花期はもう終盤だと判ってましたが、何とか咲き残ってくれているかも。
安曇野さんに見せてあげたいなぁと思い案内することにしました。
顏振峠からさらにグリーンラインを進み八徳林道へと入ります。
桃やナシや、八重桜咲く中を降りて行く長閑な林道です。


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直ぐに視界が開け、奥武蔵の山並みが一望できる広い草地と集落が現れます。


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左隅の桜が一本桜です。


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奥武蔵の山並みを見下ろしながらゆっくりと降りて行きます。

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まだ、花がいくらか残っていてくれました。安曇野さんもこのロケーションが気に入ったようです。

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まだ、向かいの山には桜林があるようです。

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畑仕事をする方の姿もあって、なんとも絵になる風景です。


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わたしたちは、一本桜に春の名残りを託して山を降りて行きました。


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アケビの花や

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タチツボスミレの群落や



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ヒマラヤユキノシタや


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シャクナゲや

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山里に咲く水仙に別れを告げて

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これで、奥武蔵桜三昧の旅は終わりです。今年の桜もこれで見納めになるでしょう。
「ねぇ、何はともあれ、わたしは、なかなかいいナビゲーターだったでしょ?」
安曇野さんはたった一言、『疲れた…(ー_ー)!!』 ですって。


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by kazematikado | 2014-05-12 15:24 | 山と森 | Comments(4)
Commented by 鉄まんアトム at 2014-05-13 12:56 x
こちらに初めてコメントいたします、鉄まんアトムと申します。
八徳の一本桜、いいですよね。私は今年初めて咲いているところを見ました。調子に乗って2回も見に行ってしまいました。顔振峠やユガテの花も、そしてお写真も、見応え十分でした。

先日、秩父でお目にかかった際には、全然お話ができず残念でした。またどこかでお会いする機会がございましたら、どうぞよろしくお願い申し上げます。
Commented by kazematikado at 2014-05-13 17:02
鉄マンアトムさん、こんばんはヽ(^。^)ノコメント嬉しいですどうもありがとうございました。
鉄マンアトムさんも八徳の一本桜を見にいらっしゃったのですね!!
本当にロケーションも素晴らしく、花の盛りにはさぞ美しかったでしょうね。
奥秩父はなんとも素敵な場所がたくさんあり、侮れませんよねヽ(^。^)ノ

そうそう、秩父ではあまりお話しできず失礼いたしました。
わたしは、2000年辺りから3年間ほどしか尾瀬を歩いていませんので
みなさんの素晴らしいお写真にただただ、見入っております。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
Commented by モナリザ スマイル at 2014-05-26 00:48 x
こんばんは、モナスマです。

奥武蔵の記事3編、大変興味深く読ませて頂きました。
賢治の世界を思わせる「ユガテ」という呼び名に現実を離れた村を想像してしまいました。まさに、そこは桃源郷だったのですね。
山あいの小さな集落、その風景になぜか懐かしさを覚えました。
道標も整っているので人々が訪れるのであろうけれど、鳥の囀りだけが響くような静寂さが感じられました。
sizukuさんは四季折々、何度も通っていらっしゃるのですね。それぞれの顔を見せてくれる自然・・・・美しいのでしょうね。

八徳の一本桜。このロケーションにこの桜、とても見事ですね。
一枚の写真に魅せられて探し求めた桜。出会った時は言葉にならない感動が走ったことでしょう。sizukuさんの花との出会いは、いつもそんな喜びがありますね。自分の力で地道に探し求めてこそ味わえる感動って素敵ですよね。

子供の頃から川や山に遊びに行くことが多かった飯能。此処に佇む大きな桜は、そのころからあったのですね。驚きです。

奥武蔵桜三昧・・・素敵な記事をありがとうございました。
大変遅きコメントですがお許しくださいね。
Commented by sizuku at 2014-05-26 23:09 x
モナスマさん、こちらにもコメントありがとうございます(^^)
今朝は気づかずに失礼しました<m(__)m>
奥武蔵は、埼玉に生れたモナスマさんやわたしにとって、幼いころからの馴染みの山域ですよね。
わたしも若い頃、高山に向かうための足慣らしだといって、良く歩いていたものです。
でも、ほんの一部を歩いていただけだと最近になって気づきました。
だいたい、奥武蔵の尾根を挟んだ反対側が比企の山だと知らずにいたのですもの。お恥ずかしい話です。
ユガテも八徳も桃源郷にふさわしい美しい山里でした。
もし、興味がおありでしたら、次回、ご一緒しませんか?
夏のユガテはヒマワリ畑が広がります。蝉時雨が降るようで、なぜかちょっとセンチメンタルになります。八徳の秋は涼風があの尾根筋を吹き抜けて、虫の音が草むらからしきりです。晩秋の頃は、高山不動の大銀杏が金色に散り敷いて、傍らの小さな廃校が郷愁を誘います。
いつか、ご一緒しましょうねヽ(^。^)ノ


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