風街角

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2014年 06月 21日

ハナネコ女子会、パート1+one

青梅の花菖蒲が見頃になってきましたので、恒例となったハナネコ女子会開催です。
早春に、ハナネコノメと枝垂桜を満喫したハナネコ女子会でしたが、今回は新緑の中に咲く紫陽花と
花菖蒲を訪ねます。

ハナネコ女子会も会を重ねる毎に、お友達が増え今回は2名の方をお迎えし10名の参加をいただきましたが、
日にちのご都合もあり、14日と15日の二日間に分けての散策となりました。
まず、一日目(^^) 参加者はモナスマさん、akkoさん、静さん、そして+ONEとご紹介したポチさん。
ハナネコ女子会初のmen’s参加です。

ポチさんはモナスマさんたちのお友だちでこうせつさんのファン友さんでもあります。
わたしがモナスマさんたちのお仲間に入れていただいてお知り合いになりました。
ポチさんは、お仕事で現在都内にお住まいとのこと、グリパラの時『青梅を歩いてみたい』とおっしゃったのを
真に受けて、今回図々しくもお誘いして見ましたら、快く参加してくださいました。
花の女子会(笑)男性にも楽しんでいただけるのか不明ですが、いつも通りの女子会コースで出発です。



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まずは、青梅の二つ手前の河辺の駅に集合です。そして路線バスで塩船観音寺へと向かいます。
塩船観音寺は大化年間(645~650)に若狭の国の八百比丘尼が紫金の観音像を安置したことに始まり、
千数百年の歴史があるそうです。

周囲の地形が丘に囲まれ、小船のような形状であることから、仏が衆生を救おうと願う『弘誓の舟』
になぞらえて、『塩船』と名づけたと伝えられています。
山門、阿弥陀堂、本堂などは室町時代の建立だそうで国の重要文化財に指定されているそうです。


青空に茅葺屋根の山門が映えます。




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山門には、これも古くて立派な仁王像が祀られています。なかなか男前で迫力あるお顔です。



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そして、山門から阿弥陀堂に続く参道はアナベルがたくさん植えられています。アナベルは満開になると
真っ白な小花をたくさんつけて毬のようになり、さながら雪のようなのですが、まだ少し時期尚早でした。
でも、こういうグリーンがかったお花も素敵ですね。
akkoさんが、『今は、グリーンのお花を咲かそうと、いろいろな園芸品種で改良が試みられているのよ。』
と教えてくださいました。なるほど、これは自然なグリーンだからなおさら美しいんですね。きっと(^^)



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茅葺屋根が銅葺きに修繕されましたが、室町時代に建てられた阿弥陀堂です。
質素な木造で、竹を使った屋根の骨組みや棟の柱などがむき出しになった天井には板張りが無く、
簡素な技法で未完成のまま今日に伝えられたのではないかと言われています。

阿弥陀堂に安置される阿弥陀如来は、江戸時代初期の造立と推定されていますが、脇持の聖観音菩薩は
本尊の千手観音像と同年代の鎌倉時代、勢至菩薩は室町時代像立と推定されているそうです。
とっても端正なお顔でしたが、撮影禁止なので写真無しです。


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本堂に向かう石段の両脇には、樹齢1000年と言われる大杉が二本あります。
ご神木ですね。



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苔生した太い幹や大地に大きく張られた根が逞しいです。

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薬師堂は、安土桃山時代の建立で、安置されている薬師如来像は、古い手法の等身大の立像で、
一木作りのため造立年代の特定が困難ですが、現在では塩船観音寺で最も古い仏像ではないかと
推定されているそうです。



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本堂へ向かう石段




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本堂は木造・寄棟作り・茅葺きで、特に内陣中央の本尊を安置する厨子は極めて精巧な作りで、扉内側には
普賢菩薩・文殊菩薩が描かれています。本堂の屋根は奥多摩の虎葺きと呼ばれる茅と杉皮の交ぜ葺きです。






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わたしたちは、拝観料100円を払って、本堂内部を見学することにしました。
千手観音像は鎌倉時代の作だそうですがとても美しい仏像でした。
そして、本尊千手観音の眷属として本堂左右に二十八体が安置されている二十八部衆の仏像は、
二十八体全てが現存している点で、京都三十三間堂の二十八部衆に次ぐ存在との評価があるそうです。


本堂の内部はひんやりと涼しくて、ほの暗がりに安置された仏像たちは、何とも言えない温和な表情を
醸し出していました。小さな町の片隅に普通にあるお寺に、こんな歴史があった事を改めて感じました。
京都や奈良のお寺とは格式が違うのですが、拝観するのはわたしたちだけという長閑なお寺も趣あります。
本堂の中より眺めた、鐘楼もまた、楓の新緑に包まれていました。





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ここから、展望台になっている平和観音に向かってなだらかな坂道を登って行けば、もう萩の花が…



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ツツジの丘を見下ろすように建てられた平和観音は近年のものです。





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この展望台からの眺めはなかなか良いです。この日も涼やかな初夏の風が吹き渡っていました。
そしてここからは、紫陽花の咲く、尾根道となります。




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そして、木漏れ日の小道でもあります。



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ドクダミが一面に咲く林床もまた素敵。




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みなさん、気持ちいいね!!と深呼吸(^^)



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アカマツが美しい森、冬には冬鳥たちが渡って行きます。

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そして、森の中にある小さな池には白い睡蓮の花が咲いていました。



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ここには、モリアオガエルの卵が・・・雨の日にこの卵塊が溶けて、オタマジャクシが池に落ちていくと
テレビでそんな場面を見ました。雨が降ったらここに見に来てみようかな?



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この池から流れ出る小さな小さな川が緑の草はらを巡ります。この池の上には川はないから、この池は
きっと湧水でできているんじゃないかと思います。春先にはツチガエルがホロホロと鳴くこの池は、
モリアオガエルも住む池だった事が、何だか嬉しい発見でした(^^)



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紫陽花に、お別れして、次は花菖蒲に逢うために吹上菖蒲園へと向かいます。




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観音通りと名前が付いたこの道は、わたしのお気に入りでもあります。
特にこの時期は笹の葉さらさら。風がやさしく通う木漏れ日の道です。




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20分ほど歩いて、吹上菖蒲園に着きました。
菖蒲園の入り口にある大きな池には睡蓮の花が咲き始めていました。




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シモツケの花も咲いています。

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入り口を入ると色とりどりの菖蒲の花が迎えてくれました。とっても綺麗です。



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この菖蒲は、これで開花しているのだそうです。



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青系のお花がなんとも綺麗です!

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美しい菖蒲の花に名残を惜しみつつ、青梅に向かいます。

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途中、大きな椎の木のあるお寺に立ち寄ります。
ここは一昨年のハナネコ女子会でも立ち寄った場所です。
その時ご一緒したakkoさんとモナスマさんが、『ああ、この樹にまた逢えたわ!』
と言ってくださったのが嬉しかったです。小さな神社の境内に根を張る2本の椎の巨木。
スダジイと言う名前の老木です。なんだか、おじいさんのようなそんな気がする巨樹なんです。



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そして、昭和の雰囲気が色濃く残る青梅の街並みを散策です。


裏道を歩けば、緑の中に可愛らしい公会堂が建っていました。

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人と自転車しか通れない小さな踏切で、電車を待つ踏切女子(笑)


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表通りに出れば、ぶらり青梅宿の看板が目に入ります。


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おや?不思議な物体が?大きなヤモリでしょうか?


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古い民家が続き、昭和にタイムスリップしたかのよう。



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ここは、青梅に一軒だけある旅館です。お店の軒先に吊るされた行燈は明治時代のものだそうです。


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青梅は街中に100個もの映画看板が飾られている街でもあります。
それは、全国で3人だけになってしまった映画看板師の板観さんが青梅市出身だからです。
現在も青梅市に住んでおられるそうです。


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キョロキョロしながら歩いてしまう、楽しい街角なんです。


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昔ながらのおせんべい屋さん、風鈴の音色が涼しげでした。


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蔵造りの家も多くあります。


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街角にはお花もいっぱい



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自動野菜即売所も、あったり。なんとウチョウランが売られてました。



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青梅はアートの街でもあります。


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電話ボックスもアートです。


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バス停もアートです。



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アートなお店も



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赤塚不二夫館、バカボンのパパが逆立ちしています。


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昭和レトロ商品館には、懐かしいものがいっぱい展示されています。



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路地を曲がれば、古びたとんかつやさんがあったりします。



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そして、今日の昼食に選んだのがカフェ夏への扉です。



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青梅線の線路が下を通過する橋を越えて行きます。


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こちらは、ご主人と奥さまが営む小さな喫茶です。
静かに読書をしたり、珈琲を飲みながら音楽を楽しんだり、
窓の外を往く人や歩道橋を渡ってくる人や車をぼんやりと眺めたり
お店の下を走って行く電車を眺めたりのんびり過ごすのに向いているお店です。


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磨きこまれた木の床の上を、ジャズの音色が転がってくるように流れてきます。

でも、今日はお客さまがいっぱいでマスターも奥さまもお忙しそうでした。
玄米カレーをオーダーしようとしたら、ご飯が無くなってしまいましたとの事でした。
それではと、焼きサンドイッチをオーダーしました。



ライ麦パンのトーストは、ボリュームたっぷりで美味しかったです(*^_^*)

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青梅線をまたぐ高架になった歩道橋は、緩やかに弧を描いているんです。味があってなんとも素敵です。

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白い窓枠の押し上げ式の窓、緑の風がそよぎ、下を走る電車の音が心地良くて、
わたし的には、ちょっと揺れるところも堪りません(笑)

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昔、診療所だった建物を、ご主人がリホームされたとか。
ノスタルジックさが何処か遠い街に旅してきたような、そんな気持ちにさせるお店です。


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「夏への扉」素敵な名前は、実は猫が主役の小説の名前から取ったのだそうです。
奥様が大好きな小説なのだそうです。読んで見ようと思いつつ、いまだに読めていないわたしです^_^;

夏が大好きなわたしは、この名前にやられたのでした(*^_^*)

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夏への扉を後にして、今度は裏道を梅岩寺へと向かいます。
早春にわたしたちを迎えてくれたあの枝垂桜は今は緑の葉桜となって迎えてくれました。
そして枝垂れ桜の木の下には真っ白な紫陽花が咲いていました。



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枝垂桜の木の下を通り、竹の小道へと抜けて行きます。
小さな小道ですが、わたしの好きな散歩道です。夏にはさらさらと笹の音。
6月も過ぎて行けば、早、七夕も近くなりました。

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そして、お稲荷さんの階段を降りて行けば、またまた、踏切を越えて行きます。
すると大きな楠木が現れます。ちょっと寄り道をして楠木の下に…

大きな根っこです。この樹を見つけたのは随分前の事、ちょうど夏への扉を見つけたのと同じ頃でした。

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そして、天を仰ぐ幹、樹の下から見上げるとその迫力に圧倒されます。




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少し離れてみると、みるとこんなに大きな樹です。




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さて、ハナネコ女子会の散策は続きますが、長くなりましたのでこの辺で失礼します。

続きはまた明日(*^_^*)

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by kazematikado | 2014-06-21 01:02 | 女子会 | Comments(2)
Commented by nousagi at 2014-06-21 18:27 x
花と街歩き、いいですね。
青梅の街は、歩いても写真を撮っても絵になりますね。
「夏への扉」私も寄ったことがあります。
懐かしいような落ち着ける店でした。(^^)
Commented by kazematikado at 2014-06-21 19:25
nousagiさん、早速ご覧くださいましてありがとうございます。
山ではないのですが、わたしは、こんな街歩きも大好きなんです。
青梅はとても好きな街です。女子会のみなさんも、とても喜んでくださって
いつも遥々訪ねてくださいます。それが嬉しいわたしです(*^_^*)
夏への扉、nousagiさんもいらっしゃったことがあるのですね。
それはとっても嬉しいですね。この頃人気があるようですよ(*^_^*)

nousagiさんの飛騨高山の旅もほのぼのと心に染みました。
お母さまがご健在で羨ましいです。お父様の分もずっとお元気でいらっしゃいますように(^^)



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