2014年 06月 23日
前日の女子会とほぼ同じコースですから、目新しいことはほとんどありません。 ご覧くださるみなさんは少なからず、なんだ同じ場所じゃない。と思われるかも… でも、ちょっと目線を変えた写真で、めげずにアップさせていただきます(笑) そうそう、後ほど、不思議な出逢いもありますので!!(^^)v メンバーは、はなはなちゃん、なみちゃん、ハンちゃん、おくちゃん、せっつさん。 せっつさんは、やはりこうせつさん繋がりの新メンバーさんです。 パート2もパート1同様、とっても楽しい女子会になりました。 『お久し振りです~♪』 『お世話になります~♪』 とみなさん笑顔で改札口から出てきます。 「こちらこそ、よろしくお願いします。こちら新メンバーのせっつさんです。皆さんよろしくね。」 と言うことで、早速バス停へ。『何だか路線バスの旅みたいで、ワクワクするね♪』と誰かさん。 バスはほんの10分ほどで、塩船観音入口に着きます。周りは一変して長閑な里山風景が広がります。 みなさん、『何だか風が違うみたい!』 『心地いいねぇ!』なんて言ってくださってます(^^) 早速、茅葺屋根の山門をくぐり境内へ。アナベルが迎えてくれました。 『アナベルに竹の柵という和の選択もいいわね~!!』 なみちゃんと、はなはなちゃんは、ガーデニングの達人。お花談義も弾みます。 まだ薄緑のアナベル…とっても美しいと感じます。 木洩れ日に、花は輝き、葉の上には影模様。 真っ白なガクアジサイを可愛いと誉めてくれるみなさんに、ガクアジサイもほんのり頬を染めていそうです。 初夏のような良い天気でしたが、木陰はひんやりと心地よいです。 ヤマアジサイの楚々とした佇まいに心惹かれます。 葉っぱの影絵模様もおもしろくって…(^^) 大好きな水色アジサイは、ますます深いブルーに染まり、森の中に浮かび上がるよう。 木洩れ日のグリーンの葉灯りとアジサイのブルーの花灯り 青の微妙な色のグラデーションは、森の中にいるのに、なんとなく水底に沈んでいくような不思議な気持ち 木洩れ日の林床は、輝く緑の草の海 囁くような楓の新緑が優しく手招きするように揺れています。 尾根に咲く紫陽花は空を見上げ、風を感じているのでしょうか。 ふと見上げる梢には、大きな葉を広げたホウノキ、木漏れ日に透けて綺麗。 森の小道に燈る、緑のランプみたい。 光と影の森の道は、耳を澄ませば、木漏れ日たちのささやきが聴こえる気がします。 まだら模様になった小道では、スポットライトがこぼれるステージで 光の妖精たちがくるくると舞いながら踊っているみたい。 ビオウヤナギの黄色が鮮やかに目に飛び込んできます。 だれかが、黄色は元気になる色だねとつぶやきました。 緑の中でカタバミのビビットなピンクも、森の小道で目が覚めるよう… そして、紫陽花の小道 夢見るような水色 ちょっぴりダークな水色は大人の雰囲気。 まだ、色染めし頃の、この浅き淡さが好き ベビーフェイスだね。 ついつい、紫陽花が好きなわたしは、いっぱい写真を並べてしまいましたね^_^; Okuchanは一心に光を撮っているのかな? これは草地を流れる一筋の水路の脇の紫陽花です。 切り株に根を張りました。 紫陽花の森を満喫した後は、観音通りを抜けて吹上菖蒲園へと向かいます。 両脇から覆いかぶさるように枝葉を伸ばした木のトンネル。木洩れ日がキラキラ躍動しています。 竹林に続く道です。誰かが、何だか、京都みたいね…とつぶやきます。 みなさん、『わぁ、何だか癒される。』 『涼やかね~♪』なんてそぞろ歩きます。 hanahanaちゃんが撮っているのはチガヤでしょうか? ほわほわの綿毛は旅立ちの準備 山影にニガイチゴを見つけたり 垣根の向こうにホタルブクロを見つけたり カヤの巨木を見にお寺の境内を回ったり、寄り道ばっかりの散策です。 こんなに綺麗な色のザクロも見つけました。 そして、吹上菖蒲園に着きました。 入り口の池には真っ赤なトンボ〈ショウジョウトンボかな?)がツガイで飛び交っていました。 水色や黄色のイトトンボもたくさん飛んでいました。 ミズカンナというシックな紫色のカンナ、なんか魅かれます。 水面のさざ波も、やっぱり癒されます。 シモツケも今が盛りです。雄蕊ってこんなに長かったんですね。 テントの下の水槽には菖蒲園にいる魚たちが泳いでいました。 金色にうろこが輝いて見えるハヤやピンク色が美しい赤ひれタナゴもいます。 ユーモラスなお顔のドジョウくん 満開の菖蒲園です(^^) ピンクの菖蒲淡い色合いが素敵です。 まだ、これからの菖蒲田のようですが木陰でいい感じです。 周りを小さな丘に囲まれ森がぐるっと包んでいます。 緑の濃淡が違うのがいいと、どなたかが言ってました。この森に囲まれた環境が素敵なんです。 ここは元は田んぼがあったそうです。しかし耕作する人が高齢になり後継者も無いことから 放置され、荒れ果てていたところを10年前に市が買い取り菖蒲を植えはじめたそうです。 ちいさな池にはドクダミのちいさな島があり、小魚が泳ぎ回っていました。 ハナネコ女子会は、みんな膝をついて覗き込んでいるので、通りかかった他の人も 思わず立ち止まって一緒に覗き込みます。 陽射しはきついのですが、風は爽やか。菖蒲を眺めながら木道をそぞろ歩きます。 光りを受けて白系の菖蒲が輝いて見えます。 紫系の菖蒲も この小さな菖蒲は、まったく手を加えていない野生の菖蒲だそうです。 質素で、でも清楚で、なんだか魅かれるねと、namichanと話していたら、 菖蒲園の解説をしているボランティアのIさんが、声をかけてくださいました。 そして、いろいろ、種類の解説などしてくださいました。 この Iさんのお話しぶりが、とても楽しくて、ユニークでついつい引き込まれます。 菖蒲は、もともとは田んぼの淵に咲いていて、お百姓さんが仕事の合間に眺めて楽しんでいたもので 江戸時代に、各地でいろいろな品種が作られるようになった事、 大きく分けて、長井、肥後、江戸、(あとなんだっけ?)の4種類があること。 など教えていただき、そんな話の流れの中で、今はもう原種はないと言う菖蒲を見せてもらいました。 (残念ながら、お話に夢中で、その菖蒲の写真を撮り忘れたようです)^_^; なんとそこにかかれていた名前は、"宇宙" 「宇宙って書いてありますけれど、江戸時代に付けられた名前なんですか?」 『そうだよ、この品種は宇宙とおおぞらの二つ名前を持っているんだよ。』 わたしも、namichanも、江戸時代に「宇宙」と言う言葉があった事にとても感動してしまいました。 namichan曰く『そう言えば、江戸時代に天文学が普及したんですよね、頷けますね。』 いやいや、菖蒲、されど菖蒲、知れば知るほど奥が深いんですね!! 「ええ~!?」 『欲しければ株分けしてあげるよ。』 「ええ~!?」 なんて、ご親切な方なんでしょう。青梅・奥多摩の人は、みなさん優しくて親切な方が多いです。 そして、この時、"自宅の菖蒲園"というキーワードで、わたしの頭にあることが閃いたのです。 「もしかして、杣保花菖蒲園の方ですか?そまのほのブログをやってる方?」と、唐突にわたし。 『え?そうだけど、なんで知ってるの?ブログも見たの?』と、Iさん。 「やっぱり!!わたしは、以前から杣保花菖蒲園を探していたんですよ。」 なんという奇遇でしょうか!!これだから世の中面白いじゃありませんか♪ わたしが、そまのほというブログを知ったのは、2012年の事でした。 その年の春に訪れた、古里にある枝垂桜が奇麗なお寺 ""丹雙院""の謂れを知りたくて検索していて行き当たったブログでした。 そして、そこにかかれていたご住職ご夫妻とのほのぼのしたお話に心魅かれましたが、 この後、何度か訪れた丹雙院で、わたしも同様の素敵な体験をしたのです。 その時のわたしのブログ記事花紀行~出逢い~ 奥多摩や青梅にとても詳しい"そまのほ"のブログを時々拝見させていただいていて、 ある時、福寿草が咲く青梅の隠れ里"栗平"の記事を読み、すっかり魅了されました。 わたしも探してみたいと思って、ちょっぴり冒険と探検をして見つけた時は嬉しかったです。 その時のわたしのブログ記事桃源郷を探して1 桃源郷を探して2 桃源郷を探して3 の3部作です。 それから、ある時は、御嶽にアケボノソウが咲く事を知り、あちこち探して見つけ出したり!! 他にも、とても興味深い記事がたくさんあって、探してみたい場所がたくさんある わたしにとって、秘密の宝の地図がいっぱい隠されたそんな魅力あるブログなのでした。 そのブログの持ち主が、今、目の前にいらっしゃる、とってもユニークなIさんだったとは!! なんだか、偶然のような、でも出会うのが必然だったようなそんな気がしました。 (20日、仕事帰りに、自転車で杣保菖蒲園を見つけに行きましたが、それは後日にアップします。) すっかり、脱線してしまいましたね。話を元に戻します^_^; ノリウツギの花が咲き始めました。 吹上菖蒲園を後にして、青梅を目指してまた、てくてく歩きます。 お昼を大分回ってしまい、お腹がすきました。熱いから冷たいお蕎麦が食べたいとのリクエストに にゃにゃ曲りを通って行ってみましたが、今日はお休み、そこで、昨日も候補にしていた、 和食のお店"金時"へご案内しました。ここは以前娘たちとウナギを食べに来て美味しかったお店です。 今日は、みなさん、和定食を頼みました。がっつり系ですが、みなさん完食~♪ お刺身の盛り合わせ、天ぷら各種、魚の煮つけ、漬物、ご飯とみそ汁に果物 とっても美味しかったです。みなさん、お昼が遅くなってごめんなさいね<m(__)m> そして、時間が押してしまったので、近道を通って、お約束のティールームへ やはり、女子会はこのお店に寄らなければ(笑) 真っ白なスカシユリが奇麗でした。 昨日と同じ、シンボルツリーの緑の木陰に席を取りました。 みんな、川のせせらぎに、風のそよぎに、しばし言葉を失くして身を委ねます。 女子会だからと言って、ずーっとしゃべっている訳ではないの。 美味しい物を食べる時と、いい景色に見惚れている時は、言葉少なになります(^^) そして、みなさん、我に返り、口々に、癒されるわ…といってくださいました。 本当にティールームは素敵なお店です。青梅で誇れるお店です。 しばし癒されて、後ろ髪を引かれつつ、予定通りの電車に乗るべく、ティールームを後にしました。 ハナネコ女子会のみなさん、たくさん歩かせてしまいましたけれど、初夏の青梅路をご一緒に 散策出来て嬉しかったです。遠い所来てくださってありがとうございました。 今度は、晩夏のレンゲショウマの季節にお逢いしましょう。 熱いけれど、御岳山には涼しい風が吹き抜けて、ちょっぴり秋の気配ものぞかせるかも… また、お逢い出来る日を楽しみにしています。せっつさんもまたいらしてくださいね。 おしまいです。長いレポ読んでいただきありがとうございました。
by kazematikado
| 2014-06-23 11:28
| 女子会
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