風街角

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2014年 07月 11日

ハナネコ女子会 初秩父 その2

ハスの花は、まだ咲き始めたばかりのようで、咲いているのは優しい感じのピンクのミセススローカムと、
濃いピンク色が目を引く大賀蓮という品種だけでした。
この蓮園の品種は11品種あり、最盛期にはとても見事に咲き誇りますが、花の開花時期に合わせるのは
なかなか難しいですね。係の女性が、『来週なら、かなり咲くと思いますよ。』と言っていました。
今の時期は、夜になると自然発生した平家ボタルの舞う姿も鑑賞できるようです。

周りを山々に囲まれた盆地に、農園が広がりとても心地よい場所です。
田んぼの中の蓮園ですから、本当に長閑で、わたしたちは木道をそぞろ歩きながら蓮を愛でます。
ハスの葉の上で翅を休めるトンボや、まだ、しっぽの名残りを付けてじっとうずくまっているカエルの幼生を
見付けては、声をかける自然を愛でる心を持ったハナネコ女子会のみなさんでした。

ミセスローカムという蓮の花は、本当に優しげなお花です。


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そして、古代ハス〈大賀蓮)の花色は悠久の時を超えた花の色です。


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昨年、ハスの花の命は4日間と初めて知りました。
昨年のブログを読み返したら、早朝、日の出とともに咲き始め、1日目は三分ほど咲き、2日目は八~九分咲き、3日目に満開となり、4日目には、午後になると咲いたままの状態で花びらが一枚ずつ散ってゆきます。
と書いてありました。うろ覚えだったのか、夜には花が閉じると言うことが頭から抜けていました。
いくさんから、『蓮の花は早朝に開き、午後には閉じてしまうと聞いたけれど?』と聞かれて
「4日目には散ってしまうとけれど、一度咲いた花は閉じないと思います。」と、間違った事を言ってました。
いくさん、みなさん、適当な事を言ってごめんなさいね。そこでもう一度調べ直してみました(^_-)


☆1日目には午前6時頃から花弁が開きはじめ、3~4cmほど開いたのち、8時頃には閉じ始めて
蕾の状態に戻ります。

ちょうどこの位の花でしょう。

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☆2日目は早朝より咲きはじめ、午前7~9時頃には満開になります。
花はもっとも美しい時をむかえ、やさしい香りが漂い午後には
また、つぼみの状態に戻ります。


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☆3日目は、2日目と同じ経過をたどり、最大に開きます。受粉した、めしべは黒っぽく変化し、
花の色が光退色します。昼頃には閉じはじめますが、閉じかけたまま夜をむかえます。


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☆4日目は7時頃には完全に開きます。
早いものでは8時頃から散りはじめ、昼にはすべての花弁が散っています。


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と、こんな感じだと思います。秩父の蓮園にわたしたちが着いたのは11時過ぎ頃でしたから、
午後1時か2時頃には3日目までの花は、蕾の状態に閉じるのではと思います。

そう言えば、散ったばかりの花びらがありましたね。


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これは、5日目以降の花柱でしょうか。

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こんな風に考えると、やはり一期一会ですね。数は少なかったとはいえ、この日に出逢えた蓮の花は
全て、この日にしか逢えなかった花なのです。固い蕾も、ほのかに開き始めた蕾も、美しく咲いた花も、
散り始めた花も、散り終えた花も…やっぱり愛おしいですね。


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古代ハスの蕾は、つんっと尖って、薄紅色で…瑞々しい命に溢れていて…
美しく咲く日を夢見ているように見えました。

『心の美しい人になりなさい。美しく咲く日を待っている蓮の花のように…』
そう言っていた、あなたの言葉をいまさらのように思い出しました。
あなたは、蓮の花の一連の命の連鎖を知っていたのでしょうか?
きっと、知っていたのですね。何だか涙が零れてしまいます。この歳になってやっと気づいた娘です。



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そして、蓮の葉もまた美しく、その葉に溜まった雫は銀色に輝いて玉のようです。


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この露の雫を、風が揺らせば、ふるふると揺れて、まるで生きているかのよう…


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この露を見るのがまた楽しみです。




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そして、蓮園では水辺の生き物たちが見られます。
葉っぱの上で、じーっとしているのは(^^) まだ、退化していく途中のしっぽを残したカエルの幼生
ぴょこんと出した片手の吸盤がかわいいです。




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こちらはハスの葉の上でじーっとしている青蛙。金色の瞼を開けて様子を伺っています。
アマガエルかなぁ?3センチ足らずの赤ちゃんカエルです。




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蓮の花びらにしがみついていたのは、コガネムシくん。
触覚が3つに分かれていて可愛かったので種類を調べてみたらセマダラコガネと言うらしいです。




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4日目の散りゆく定めの蓮の花のベッドにいる虫は、なんというのだろう?
なんとなくカメムシ科かな?と思て調べたらジュウジナガカメムシと判りました。
嫌われ者のカメムシだけれど、色とりどりのいろんな種類がいて面白いです。




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そして、真っ赤なショウジョウトンボ、翅の付け根の橙色を、お腹に卵が付いてるの?と勘違いしたり
まだまだ、自然観察ビギナーです^_^;



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こちらは、お馴染みのシオカラトンボさん。



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片隅の田んぼには、アサザがいっぱい咲いてました。



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さて、ここから次の目的地へ向かい、美味しいお蕎麦屋さんでお昼の予定でした。
ところが、わたしの耳に、空耳だったのかもしれませんが、SLの汽笛の音が聞こえたのです。
一日一往復のSLバイオエクスプレスは、12時50分頃と、14時10分頃通過すると調べておいたのですが…

この汽笛の音で、12時10分の通過と頭の中で勘違いしてしまいました。
時計を見たら、もう、12時になります。帰りの14時10分の通過を見る予定だったけれど、
これなら、行きのSLが見れると思い、「みなさん、SLを見てから次の場所に行きましょう!!」
と声をかけ、急いでSLが見れそうな小さな踏切へと急ぎます。


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待つこと10分、おかしいなぁ???もう通過してもいい頃なのに?汽笛すら聞こえない???
そしてメモを取り出して気づきました。時間を勘違いしていたのでした。
本当なら、この景色の中を遠くから、煙を吐きながらSLが姿を現し、お腹に染みわたるような
汽笛の音や、力強く走りゆく迫力ある美しさをお見せしたかったんですけれど…

20分近くロスタイム…「ごめんなさいね。みなさん」<m(__)m>
『いいえ、楽しかったですよ。』『畑の中の道も長閑でいい感じですもの。』(*^_^*)
と、みなさんに言っていただきました。さぁ、気を取り直して山里深くにあるお蕎麦屋さんを目指しましょう。

長くなりましたので、その3に続きます。

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by kazematikado | 2014-07-11 00:24 | 女子会 | Comments(2)
Commented by 千賀ちゃん at 2014-07-12 11:39 x
しーちゃん、私も蓮の花って開いたままだと思っていました。
ちょっとびっくりでした。 勉強させてもらいましたよ。

琵琶湖に烏丸半島って場所に蓮の大群落があります。
どこまでも続く蓮の群落には見事でびっくりでした。
そこで聞いたのですが、蓮は朝開くときにポンって音を立てるそうですね。
一度その音を聞いてみたいと思っています。
京都市内に法金剛寺という蓮の寺として有名なお寺があります。
そこは普段は9時からですが、蓮の咲く時期だけ7時から開門です。
一度音を聞きに行きたいです。 花が開くのは、もっと早いのかもですが。
しーちゃんの美しい蓮の花を拝見していたら私も蓮に会いに行きたくなりました。
しーちゃんの解説を読んでいたらまだまだ花開く前の蕾がいとおしくなりました。
蓮の花もこんなに素敵に撮れていてうっとりでした。
Commented by kazematikado at 2014-07-13 19:59
ちかちゃん、読んでくださってコメントありがとう(*^_^*)
蓮って、本当に魅力的だよね。わたしも、最近になってその良さを感じるようになりました。

そうそう、早朝、ポンと音を立てて開くと聞きますよね。
わたしも聞いてみたいです。でも、近くに蓮園が無くてね。
きかちゃん、もし聴けたら教えてね(*^_^*)
京都のお寺のお庭に咲く蓮の花、いいだろね~♪
ちかちゃんの写真も見せてくださいね(*^_^*)
いつも写真を誉めてくれてありがとう。嬉しいです。


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