風街角

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2015年 01月 13日

冬の幻燈会 青梅プロジェクションマッピング

昨年の12月の記事になります^_^;記事が前後して恐縮ですが…アップさせていただきます。

2014年12月19日~21日の三日間、青梅商店街企画のプロジェクションマッピングが開催されました。


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地元の西多摩経済新聞にも掲載されたようです。

《記事抜粋》
青梅織物工業協同組合の織物工場跡「さくらファクトリー」(青梅市西分町)で
12月19日~21日、西多摩初となる「プロジェクションマッピング」が行われる。

 プロジェクトマッピングはCG映像などを特殊な映写機器で建物や空間などに映し出すもの。
今回、「OME TOEIKAI PROJECTION MAPPING 2014」と題し同市の老舗商店街
「協同組合東栄会」が主催。織物産業が盛んだった同市に今も残る工場跡の空間を使い、
若手クリエーターが担当した映像を和太鼓のリズムに乗せ、「町の歴史に思いをはせる織物パート」
と「老舗商店街の家紋がアップテンポな和太鼓の音で飛び交う家紋パート」で構成する。


映像は18時から30分ごとに4回上映されましたが、わたしは最終日の21日に仕事帰りに駆け付けたので
最終回の7時30分からの上映にやっと間に合いました。

町内では甘酒やトン汁などのナイトマーケットも開催されたようですが、そちらは終了してました。
青梅の街中散策の時、いつも気になる"青梅織物協同組合"という敷地内にある歴史を感じさせる建物と、
三角屋根の織物工場の建物、今回初めて中に入ることになり、ワクワクです(^^)

入り口からは、行燈が灯され、会場の織物工場へと導いてくれます。
休憩所には喫茶室などもあり、案内などに携わっている若者たちの姿が目立ちました。
今回のプロジェクションマッピングは、もちろん青梅で初の取り組みですが、なんと西多摩地区でも
トップを切っての催しだそうです。老舗店主さんたちと若手クリエーターとのタイアップで実現した
そうですが、こうした地元の若者たちが元気な街って素晴らしいですね。
青梅の街がますます好きになりました(^^)


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はじめての織物工場の内部は、思っていたよりも広く感じました。
高い天井は、木造の柱がむき出しで、裸電球が照らし出す、仄々とした光とほの暗い薄暗がりとの対比が
何とも言えないノスタルジックな空間を醸し出していました。

そして、工場の片隅にうずくまっているような大きな織物機械群…
かつて織物の街だった青梅では、日夜この機会たちが機を織っていたことでしょう。
織物機械が、ガチャンと一織りすれば、萬のお金が入ったと言われた“ガチャ萬景気”に青梅の商店街は潤った事でしょう。
高度成長期、新しい繊維や機械など、いつしか昔ながらの織物はすたれて行ったのでしょうけれど、
今もこうしてその当時の機械たちが残されていたことが素晴らしいと思いました。
しんしんと冷え込む夜の工場の中で、古い機械たちは何かを語りかけているようでした。



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上映前には、青梅出身のけん玉名人の若者が、世界3位の腕前を披露してくれました。
小さな手作りのスクリーンに映し出された、青梅の歴史と、昭和の面影映像と、現在の映像。
全てが手探りで始まったのでしょうけれど、上手にまとめられていて楽しめました。
これから、さらに完成度の高い物へと進化していくのではないかと、次回への期待が膨らみました。
そして、この織物工場や、古い機械にも、新たな光が当てられる日も近いのではと思えました。
何だか、心にぽっかりと灯が点ったような、素朴で暖かいイベントでした。
今度はぜひ、昼間の織物工場にも見学に行ってみたいと思いました。

何よりも、夜の工場の雰囲気や、織物機械たちをしっかり撮りたい衝動に駆られましたが、
手持ちの撮影ですので、なんとも…^_^;な画像ですが、デジブックにまとめてみました。
よろしければ、雰囲気だけでもお楽しみいただければ嬉しいです。


冬の幻燈会 青梅プロジェクションマッピング





Published by デジブック
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by kazematikado | 2015-01-13 11:09 | デジブック | Comments(4)
Commented by はるか at 2015-01-13 19:04 x
幻燈の何ともやさしい灯がよいですね。

姉さまの丁寧な写真が素敵。青梅はとても情緒がある街でよいなあ。
Commented by kazematikado at 2015-01-14 00:36
はるかちゃん、ありがとう(^^)プロジェクションマッピングと幻燈会は=じゃないかもですが、わたし的には、幻燈会、というのがぴったりに思えました。
シチュエーションといい、真冬の夜という所が、宮沢賢治のキツネの幻燈会を連想してしまいました。
ここは猫街青梅なので、ネコの幻燈会だね(笑)
かた雪カンコ、しみ雪シンコ…なんてね。
Commented by モナリザ スマイル at 2015-01-20 00:48 x
こんばんは、モナスマです。
たいへん遅いコメントにて申し訳ございません<(_ _)>

暮れの渋公コンサートの折、「青梅でプロジェクションマッピングが行われるのですよ」と、お話ししてくださったのはこの事だったのですね。
若い世代の方々が、様々な形で町を盛り立ててくださるのは嬉しい事ですね。

青梅を訪れた時目にしていた、あの独特の「三角屋根」は織物工場跡だったのですね。
sizukuさんのお写真の中の「青梅夜具地」の中に、子どもの頃目にしていた柄の生地があり、懐かしく思いました。

手元に「青梅夜具地伝えよう」という見出しの新聞記事(2012/10)があります。
昭和30年頃には、市内の600軒近い機屋で1万台の機織が動いていて、シェアは全国の約7割。出来合いの布団を買う時代が到来し、機織関連の企業が転廃業。現在は全く織られていない。・・・と書かれています。
そして、夜具地を保存・伝承していこうという市民グループの存在が紹介されています。

青梅の人々は、色々な活動を起こして町を活き活きさせようと努力していらっしゃるのですね。

冬の陽も落ちた夕刻からのイベント。足元を灯籠の明かりに導かれて中に入れば、そこにはかつて巨万の富を産み出していた機会が眠っている。そんな中で開催されたPM。
20世紀と21世紀の融合、とても不思議な空間だったのでしょうか。
今後の活動も楽しみですね。

幻燈会・・夏休みの夜、校庭に張られた白布のスクリーン。親も子もみんなでで観た想い出が甦りました。「ノンちゃん雲に乗る」が大好きでした。歳が・・・・(笑)
(リコメ不要で~す)
Commented by kazematikado at 2015-01-22 00:45
モナスマさん、いつもご覧いただき丁寧なコメントをありがとうございます(*^_^*)
そうなんです。あの気になる建物の中には、とても大きな、複雑な機械が眠っていました。
夜の闇のせいか、ますますノスタルジーの世界でした。
20世紀と21世紀の融合!!素晴らしい表現ですね。
わたしが表したかった言葉を全て語ってくださったような気がして、嬉しかったです(*^_^*)

あの夜具地、モナスマさんも見覚えがありましたか?
わたしもなんですよ。昔は家で布団を打ち直していましたよね。
結構大仕事で、母は一番大きな部屋に小半日部屋にこもって作っていました。
夜具地の上に綿を敷き詰め、長い布団針で綿を動かないように綴じて、最後に周りを縫って仕上げていたように思います。
昔の主婦は偉かったですね。家の事は一通り、自分でやっていましたから、わたしなんて何も出来ません^_^;

そうそう、幻燈会、モナスマさんと同じ経験をしました(*^_^*)
プロジェクションマッピングを見ていたら、これは幻燈会だなぁって思いました。



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