2016年 09月 16日
毎年、必ず駆け付ける2日間、奥武蔵下名栗諏訪神社の獅子舞はわたしのライフワークです。 初めて訪れたのは2006年の夏でした。早朝、緑陰の鎮守の森から流れてきた獅子舞の笛の音色に 魅かれて覗いてみたのがきっかけでした。 その素晴らしさに釘付けになり、遠い昔に知っていた懐かしさに思わず涙が零れました。 最初はだれも知り合いがいなかった下名栗の人々と回を重ねる度に親しくしていただけるようになりました。 それは、HPにアップした獅子舞の物語 獅子舞の夏 ー夏の終わりにー を読んでくださった 下名栗の獅子舞役者のお一人とHPのBBSでの交流が持てた事。 お友だちのこいちゃんが、この物語を本にして下名栗の獅子舞保存会のみなさんに届けてくださった事。 下名栗の笛のスペシャリストであり指導者でもあるmoriさんとお知り合いに慣れた事。 そして、誰よりも熱心に獅子舞を応援している獅子舞役者さんの奥さんのマロンさんと仲良くなれた事。 こんなことが重なって、いつの間にか少しづつ下名栗の獅子舞保存会のみなさんに受け入れていただきました。 今では、下名栗諏訪神社の獅子舞応援団を名乗るまでに(笑)→下名栗諏訪神社の獅子舞 あれから10年目の獅子舞、初めて行った頃、小学校入学前だった少女が高校1年生、美しいささらになりました。 あどけないささらの少女は、今はりっぱな笛方となりました。 今年、獅子舞役者を引退されたお二人のベテラン役者さんがいらっしゃいました。 毎年、獅子舞には、それぞれの素晴らしいドラマがあり、たくさんの感動をいただきます。 そして、獅子舞が終ると夏も行ってしまったなぁと思うのでした。 時間はかかりますが、今年も獅子舞のDBを残そうと思っています。 まだ、全く写真整理できていませんが、真剣を持って舞い、獅子頭の羽根を切るという 最後の芝、白刃のシーンから。 真剣を持った太刀使いに、獅子は刀が欲しいと追いすがります。 きびきびとした所作に、大きな掛け声、思わず引き込まれます。 目にもとまらぬスピードで庭場をかける獅子と太刀使い ぴったりと意気が合っていないと大変な事になります。 太刀が刀を高く上げた懐に獅子が飛び込み、その頭上を刀がかすめます。 その瞬間、獅子頭の羽根が切られ、宙を舞います。観客席からは大きなどよめきが上がります。 千秋楽を迎えます。 先輩役者は、ガッツリと握手を交わします。 良く頑張ったなぁ!!と、後輩の獅子をねぎらいます。 思わず抱き合って涙した姿にジーンときました。 全てを終えて、みなさん、達成感と満足の笑顔です。 獅子舞笛女子カルテット、若い女性が白刃の親笛を見事に演奏しました。
by kazematikado
| 2016-09-16 00:38
| 獅子舞
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