2017年 02月 13日

さよならは言わない

先日、16年余り交流があった大切なお友達の訃報が入りました。
昨年、3月に一緒にハナネコノメの花を見に行き、陽光降り注ぐ林道を歩きながら楽しくおしゃべりしました。
今年ももうじき、ハナネコノメが咲きだすのに、友は待ちきれずに逝ってしまいました。
誰にもさよならを言わないままで…


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わたしが尾瀬に通っていた頃、尾瀬の写真や詩やエッセイを綴っていた拙いホームページを通じて
たくさんの尾瀬のお友達が出来ました。shinさんもそのお一人でした。
2002年を期に、わたしが尾瀬に行かなくなって、みなさん『どうして?』って心配してくれて…
shinさんもなにくれとなく気にかけてくださいましたね。
そう言えばshinさんとは、一緒に尾瀬を歩いたことがなかったですね。
その代り、奥多摩や、青梅や、高尾山や、秩父や、房総や、赤城や、新宿御苑など、ご一緒させてもらいました。
想い出は山ほどあって、記念の写真もたくさんあって、またこれからもそういう写真が増えていくと思っていたのに、
shinさんが旅立ってしまったなんて信じられません。


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昨年の奥多摩分校のプチ遠足の時、ちょっと辛そうだったshinさん、その後、体調を崩されて入院が決まった時、
『残された日々が短いと言うなら、その日々を大切に過ごせば良いだけの事と思っています。山道はキツイけれど、
平坦な道や車での移動なら大丈夫です。退院してきたらまた誘ってください。』と、メールをくださって…
わたしたち、若草女子会は、泣いてしまったけれど、shinさんは戻ってきてくれるものと信じていました。
でも、思っていた以上に入院が長引いてしまい、心配していました。

昨年の11月に退院された時も、『心身ともに元気です。』とメールをくださり、良かった!!と安心したけれど、
みんなを心配させまいとして、気遣ってくれての事だったのでしょうか?
今年のお正月にいただいた年賀状は、美しい尾瀬の風景写真が散りばめられていました。
あの年賀状は、shinさんの最後のメッセージだったのでしょうか?

わたしたちは、暖かくなったらShinさんを訪ねるつもりだったのです。節分草の咲く頃なら逢えるかなぁと…
そして、今年もハナネコノメの花を訪ねて一緒に歩けるかなぁと…
でも、送ったメールも遅かった… shinさんには届かなかったんですね。
shinさん、悲しくて、信じられなくて、思い出すのはshinさんの照れくさそうな笑顔ばかりでした。
今日、ようやく、ここに書くことで気持ちの整理がつきました。


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shinさんには、本当に良くしていただきました。
中でも、安曇野さんが、初めて尾瀬仲間さんのオフ会に仲間入りしたのは、shinさんが企画してくださった
宝登山の蝋梅オフでした。
当日の朝、急に、「安曇野さんも一緒に伺っても良いですか?」とメールした時、
『もちろんです!望むところです!!』と即答してくれ、暖かく迎え入れてくださった事、とても感謝しています。
shinさんが教えてくださったたくさんの事を忘れないようにします。
shinさん、いつも、いつも、優しくしてくださってありがとうございました。
でも、さよならは言いませんよ。だって、これからもshinさんは、ハナネコ女子会や若草女子会にちゃっかり
参加するつもりなんでしょ?
奥多摩分校の遠足にも、あの照れくさそうな笑顔で、きっと参加してくれるのだと思いますから。

そして、大好きだった尾瀬を、愛犬のしんのすけくんと、これからもずっと歩いているのでしょうから。
shinさん、春が来たら、また逢いましょうね。


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by kazematikado | 2017-02-13 09:19 |


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