風街角

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2017年 04月 26日

春は往く

ああ、なかなかブログ更新が出来ぬまま、春が往きます。

早春のハナネコ女子会から写真が溜まってしまっています。もう、今さらなんですが、
順不同で写真だけでもアップして行きたいなぁと思っていますので、みなさんお付き合いくださいネ。
過去の記事を綴る前に、最新の記事を少し。


思い立って沢井へ足を伸ばしました。
高台にある沢井駅から、多摩川へと坂道を降りて行く道。
片側は造り酒屋の板塀、遠くに青い山、小鳥の囀りを聞きながら。



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この道が好きで、30代の頃から時々訪れていました。
寂しくなった時、ちょっと疲れた時、この道を辿ると癒されるのでした。
ちょうど今頃の季節から初夏にかけて、新緑の木々の葉を透けるように木漏れ日が指し込んで眩しくて
いつもこの歌を口ずさんでいました。

坂道 ひとりで歩き 静かに目を閉じる…
ああ いまは誰も来ない 木洩れ日の降る季節








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そして緑なす多摩川の畔に辿り着くのでした。昔はここにプロムナードさわのいという喫茶店があって
岩清水珈琲という名前の美味しい珈琲がありました。窓辺の席でいただくのが好きでした。



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光る川面、シルエットになった幼子とお父さん。


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どこかでカワセミが鳴いています。ヤマセミやカワガラスも住む渓流です。



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楓橋… なんて美しい名前の橋かしらと、あの頃からずっと思っています。


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遠目にも美しい吊り橋です。


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櫛かんざし美術館からは絶好のロケーションです。


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木立ちの間から


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今日はもう一つの目的があって、櫛かんざし美術館に立ち寄りました。
4月から、写真家 前島宏氏の写真展が開催されているのでした。
富嶽一途 光 空気 魂の瞬間 というサブタイトル
富士山に魅せられて54年、作者が撮り溜めた8000点の中から選りすぐられた作品の展示会です。



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青梅の街で知り合ったアマチュア写真家の高山さんのお友だちだそうで、今回の写真展も病に倒れた前島さんのために、写真選考のお手伝いから写真展開催の手配など奔放されました。

なんとか前島さんにお見せしたいと頑張られたそうですが、4月の開催を待たずに三月に他界されたのだそうです。

前島さんは、若い頃から風景写真を撮っておられましたが、人生の中盤はお仕事が多忙で
海外で活躍されていたこともあり長い事写真を封印されていたそうです。


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60歳で定年退職されたのち、再びカメラを手にします。
いままで封印していた時間を取り戻すかのように、年間300日以上、富士山を撮りに出かけていたそうです。
「そんなに通うなら、いっそのこと山梨に住んでしまえば。」と言うと
「青梅から通うからこそ、良いんだ。」と言っていらしたそうです。

高山さんから、そんなお話を伺いながら、一枚一枚の作品と向き合いました。
どの写真にも富士山への憧れや、厳しい自然への畏敬の念を抱きつつシャッターを押したであろう写真家の飽くなき想いを感じました。

また、カラーでありながら色を抑えて二色で表現するという手法にも、驚きを感じました。
とても良い時間を過ごせました。高山さんありがとうございました。




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ピンク色のヒマラヤユキノシタの花が逆光で美しかったです。


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苔生すお庭


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中洲の白砂に映えるエメラルドグリーンの川面が美しい。


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ヤマブキの花も咲き出しました。


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バス通りを30分ほど歩いて、オープンガーデンをしているお宅を探しました。



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見付けました、このお宅です。今度改めて伺う事にします。



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今日はこれで帰ります。



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黄昏が迫った楓橋を渡り家に帰りましょう。


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この坂道を一人で辿り駅へと…


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by kazematikado | 2017-04-26 02:20 | 山と森 | Comments(2)
Commented by ejichan555 at 2017-04-27 08:48
おはよう。
こういう自然のなかで四季を感じて暮らしてみたいものです。
今よりも5年は長生きしそうな、そんな感じになります。ゴッチ。
Commented by kazematikado at 2017-04-27 18:38
エジちゃん、遠くに行かなくても家から1時間もかからない場所に、こんな素敵な場所があるのはありがたいことですよね。
5年寿命が延びるならうれしいなぁ(笑)
お友だちもみんな青梅が好きだと言って訪ねて来てくれます。
エジちゃんも、いつか寿命を延ばしに来てね~(^^)


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