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2017年 05月 10日

ハナネコ女子会パートⅠ 古里編(後編)



山道を歩き支流の川を遡ります。この辺りに藪椿の樹があったなぁと思いつつ
流れを覗きこんでいると、あっ、ありました。水面に浮かぶ落ち椿。
水色のさざ波も綺麗だけれど、望遠レンズでも、ちょっと遠いなぁ…



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仕方なく、トリミングして見ました。流れに浮かぶ落ち椿を撮りたかったけれど
思い描いた構図にはなりませんでした。やっぱり被写体とは一期一会ですね。




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岩を噛む檜の根っこ、森閑とした森を行きます。フィンチッド包まれながら…



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苔生す森です。


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林床の紫陽花の枯れ葉に、木漏れ日が射しこみました。


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絡み付いたクモの巣が七色に…こんな瞬間が好きです。



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水澄む渓谷に着きました。ハナネコちゃんの隠れ家を、ひとつひとつ訪ねて行きます。


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小さなハナネコノメがひとり、渓流の光と遊んでいました。


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枯れ葉の影に、恥ずかしそうに隠れていたハナネコちゃん、おはよう♪


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あなたたちは、オレンジ色の蕊のハナネコちゃんたち


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白い花びらも、薄っすらとピンク色のハナネコちゃん。


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さて、おもむろに長靴に履き替えて、浅い流れを渡ります。



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良く陽が当たる流れの中の大岩には、毎年ハナネコノメの群落が洗われます。



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真っ白な花びらに赤い蕊のハナネコたちが歌っています。



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ハナネコ女子会のメンバーたちも、「わぁ~♪ かわいい~❤」と歓声を上げながら
思い思いにハナネコノメたちと戯れ、そしてカメラを向けて熱心に写真を撮っています。


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碧い流れ… 水色の空を映して、水面は更に深い色へと染まります。
流れを潜り抜けた陽の光は、川床の小石に反射して輝くようなさざれ石


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春の渓流は、陽射しを浮かべ暖かな色合いに染まって、命の綺羅
せせらぎの音は、生命の鼓動が聞こえてくるような、奏での綺羅


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苔生す渓流の岩に一輪咲いたハナネコノメを、水面を流れる光をバックに撮りました。


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そして、ハナネコノメと同じ頃に、渓流に咲き出すコチャルメラソウ
不思議なその花の形が、引き売りのお豆腐やさんやラーメンやさんが吹くチャルメラに
似ていると付いた名前だそうです。わたしは、何だか流れ星のように見えるのです。


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夜空を、すうーっと流れた流れ星が、渓流に落ちてお花になった…
そんな絵本のお話しのような空想を、初めてこの花に逢った時に思ったのです。


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だから、コチャルメラソウは、わたしの中ではずっと流れ星の花


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いつも、上手に撮ってあげたいと思うのだけど、難しくて…ね。


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コチャルメラソウは葉っぱも好きなんです。


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コチャルメラソウを撮っていたら、小さな住人のクモがいました。
何だか似ているふたりでした。




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水面を流れるキラキラが、反射して岸辺の岩に影を作ります。
その影は、陽炎のように絶え間なくゆらゆら動いて見飽きません。
写真では判りにくいけれど、動画にしたら撮れました。
初めてカメラの動画機能を使って撮ってみました。上手く撮れたけど
でも、どうやってブログに載せたらいいのか判りませんでした。



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渓流の岩に根付く、このジャノヒゲみたいな緑の葉っぱは何て言う名前なんだろう?
カンスゲの仲間かな?


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実は昨日、一眼レフを購入したばかりというとらねこさん。
一眼レフをこうにゅうしようかなと思ってるはなはなちゃん。
肩を寄せ合って二人は何やらカメラ談義をしているみたい(^^)



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何だか仲良しな女子高生みたいな後姿がかわいかったなぁ(^^)



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流れの奥にある大岩は、毎年ハナネコ岩になります。
今年は花付が悪くて、あまり群落にはなっていませんでした。
でも、みなさん、長靴を履いて流れの浅瀬を伝って行って来ました。




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うふふ、一つ目小僧のようだね。かわいいよ♪


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流れを入れて、前ボケ、後ボケを入れて… と、あれこれ撮ってみます。



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コチャルメラあかちゃんも可愛いです。


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名残は惜しいですが、渓流を離れて里道に抜けます。
春の使者越冬明けのテングチョウもやって来ました。
蝶には、11月頃羽化し冬を成虫のまま落ち葉の下や木の雨露などに身を寄せて冬を越し
翌春の4月頃まで命を繋ぐ蝶がいることを教えてもらって凄く感動した事があります。
まだ、二月下旬や三月初旬の森で、暖かな陽だまりで翅を休める蝶に出会った事もあります。

早春の陽射しに誘われて嬉しそうに舞うルリタテハが、わたしの掌に止まってくれた事も…
一寸の虫にも五分の魂…本当だなぁと思うのでした。


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裏羽はこんな感じです。お顔がとがっていて天狗の鼻に見えるから付いた名前だそうです。


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こちらは、タテハチョウの仲間でエルタテハ キタテハ



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名前は後翅裏面の中央の小さな模様が"L"に見えることから付けられました。
この模様が“C”に見えるのはシータテハ、面白いでしょう?
わたしが初めて蝶に興味を持ったころに教えてもらいました。

この記述は合っていますが、この画像の蝶はキタテハだそうです。
エルタテハは、もっと標高の高い高原に生息する蝶なのだそうです。

教えてくださった翼さん、ありがとうございました<m(__)m>

羽根の裏面は木肌に擬態しています。


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山里の小さな神社、元社は燃えてしまって今は小さな社になってしまったそうです。
鳥居だけは残ったと、地元のおじさんが話してくれました。


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ユリワサビの花が咲いていました。


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星の瞳も綺麗なブルー



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温かそうな枯れ葉に包まれて、サクラソウの葉っぱでしょうか?



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つんつんと伸びた水仙の葉っぱ、春の息吹を感じます。


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白梅がほのかに香ってきます。山里の春ですね。


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小鳥のさえずりや、野辺の花たちを眺めながら、長閑な寸庭の集落を抜けて行きます。




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そして、川沿いの森を抜け、丹三郎の集落へと入って行きます。



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長屋門の立派なお宅があります。



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こちらの門前の椿の花が美しくて、毎年撮らせていただいてます。
 


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さあ、丹三郎屋敷に着きました。元庄屋さんの立派な建物を利用した蕎麦処です。
こちらの枝垂れ梅が満開で美しかったです。



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お店の門構えを撮り損ないましたが、長屋門の奥にある、美しい茅葺屋根の民家がお店です。
ガラガラっと引き戸を開けて入れば、広い土間があり、囲炉裏の火が赤々と燃えています。
美しい格子戸の襖や、黒光りする大黒柱や天井の梁、立派な神棚や縁側のある作りは
懐かしい古民家そのもので、田舎の家に帰って来たようにくつろげます。

こちらのお蕎麦は大変美味しくて有名です。ハナネコ女子会でも2回訪れていますので
みなさん、今日のランチを楽しみにしていてくれました。
そして、この蕎麦がきは、本当に滑らかで喉越しも良くて絶品です!!


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お蕎麦は茹でたてを食べていただきたいからと、大勢で訪れた時は
2回に分けて持ってきてくださると言う心遣いは、本当にさすがです。



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天ぷらは、かりっとさくっと、おいしゅうございました。(*^_^*)


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そして、茶菓(そばぜんざい・そばアイス・そば饅頭)から選べます。
わたしは、そばアイスをいただきました。みなさん、大満足でゆっくりと寛がせていただきました。


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すっかり寛いで丹三郎屋敷を後にすれば、枝垂れ梅に西日が当たって綺麗でした。


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三時を回り、山々は、早くも黄昏時を迎えようとしています。
うっすらと煙るような、春の夕暮れです。


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橋の上から眺める多摩川が、きらきらと輝いて、光の川になりました。
わたしたちは、今朝、歩いた古里の集落を眺めつつ、電車を待ちました。
みなさん、お疲れ様でした。また来年、ハナネコノメに逢いに来てくださいネ。


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ちょこっと、オマケです。女子会の後、まめちゃんと青梅でお茶しました。
そして、黄昏時の青梅の街を歩いてみました。



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住吉町の交差点



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陸橋のある風景


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裸電球が灯る雪守り横丁


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最近のパロディ看板、思わずニンマリしてしまいます。


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そして、宵闇に包まれた青梅駅へ。
まめちゃん、女子会の二次回にお付き合いありがとうございました。
本当に、お疲れ様でした(*^_^*)


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by kazematikado | 2017-05-10 01:24 | 女子会 | Comments(2)
Commented by windy1957 at 2017-05-10 16:19
ハナネコノメは難しい被写体だと思いません?結果的には撮ら
されてしまう、というのが本音ですが如何でしょう?
アップの写真、綺麗に撮れてますね。背景の処理も上手いと思
います。WSの成果… ということかな…。
丹三郎の佇まい、お蕎麦の味と共に懐かしい思いで眺めてま
す。
ここで、お節介をひとつ。
この時季に見られるテングチョウは越冬明けなので、眠りか
ら目覚めた、って感じかな。(新成虫の羽化は初夏です)
そして紛らわしいのはキタテハですね。翅裏の「Lの字」は
エルタテハと同様なので注意が必要です。エルタテハはもう
少し標高を上げないと見れません。翅の模様も少し異なりま
す。なので、正解はキタテハ(秋型)の越冬個体ですね。
Commented by kazematikado at 2017-05-11 18:20
> windy1957さん
コメントありがとうございました。そうですね、ハナネコノメは難しい被写体ですね。
特に群落となると難しさを痛感しています。
windyさんなら、ハナネコノメの可憐な雰囲気を損なわずに、美しく撮られると思います。
アップの写真、誉めていただき嬉しいです。いがり先生のWSの成果が表れていると思います(^^)

そして、蝶について詳しく教えていただきありがとうございます。訂正させていただきました。
思い込みで書いてはいけませんよね^_^;また、教えてくださいネ。


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