カテゴリ:お店 工房( 14 )


2017年 01月 20日

I'm home


梅郷には、I'm home という小さなカフェ・レストランがあります。
このロゴがとっても素敵だと思うんですよね。


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先日はCLOSEになっていたけれど、とってもアットホームで素敵なお店なんです。
なんとなく、アメリカの片田舎に来たようなそんな感じがするんです。
駐車場にあった、青いアメ車が良く似合っていたからかな?
これは、まだ緑濃い昨年の9月頃の画像ですけれど^_^;

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テラス席も、ほら、アメリカン!って、わたしはアメリカなど行ったことないんですけれどね。
なんとなくイメージが重なるんです。


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裏のお庭もとっても綺麗、緑が濃いのが良いですね。




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ステンドグラスをあしらった窓も素敵です。

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照明も素敵なものばかり


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とっても手作り感が出ていてそこが溜まらないんだろうなと思います。

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このデザート、美味しかったです。温かいパイ生地の上に、焼きオレンジとアイスクリームが絶妙でした。

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園芸雑貨も多数置いてあるとの事です。園芸好きな誰かさんを連れて行きたいなぁ(*^_^*)
そうそう、近くには盆栽を売ってるお店や、ちょっと不思議な園芸品のお店もありました。
うふふ、ますます、誰かさんを連れて行きたいのです。
喜んでくれるかなぁ?

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by kazematikado | 2017-01-20 00:14 | お店 工房 | Comments(2)
2016年 11月 01日

工房&カフェ巡り番外 真夏の工房

そう言えば、まだ、最初に訪ねた時のAkai factory を載せていなかったので番外編で登場です。
毎日30度以上の猛暑の中の訪問でした。暑くて暑くて、工房の中は40度ぐらいあったんじゃないかな?
とにかく、眩暈を感じるほどの熱さだった…

だけど、昔の工場はこんな過酷な中でみなさん、お仕事をされていたんだろうな~大変だったろうな~とただただ想いを馳せました。

そして、その工場跡のスペースに繰り広げられているシェア工房が、なんだか夢に満ちているようで素敵でした。
この活気にあふれた佇まいを、やっぱり見て欲しいなぁと思い、しつこいかもですが再度登場です。すみません<m(__)m>


入り口はこんな感じで、扉を開くとまず最初に、フリースペースのようになっています。

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この日は、手づくりペイントT シャツの作家さんが作品を展示販売されていました。
ここは、良く冷房が効いていて涼しいです。

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そして、第2の赤い扉は、工場(工房)へと続いています。


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扉を開けてみてびっくり!!!灼熱地獄のような熱気に当てられました((+_+))
その暑さに圧倒されつつも、工場内のいたるところに、いろんな工房があって興味津々です。

入り口には、飯能内外の工房やカフェなどのパンフレットが置かれています。
行ってみたいお店や工房ばかりです。なんとその中に、
青梅のちゃんちき堂さんのパンフレットも置かれてました(*^_^*)v


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ここは、何の工房かしら?作業テーブルも広くて素敵です。



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デザートローズ、ジュエリーやアクセサリーの工房だそうです。


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こちらは、昔の工場のスペースをそのまま利用している感じ。
開け放たれた窓からは、少しも風が入って来ない様子^_^;


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こちらは陶芸工房かしら?


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工場の片隅にバイク、アメリカンな感じ。


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なんか、カッコいいなぁ!

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天井部にはいくつもの滑車が残されていて、アンティークな感じが素敵です。


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これも昔の工場の面影、始業・終業のベルかなぁ?


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こちらも古いものですね。


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こちらは、和紙のアトリエ工房のようです。
大きな繭玉のような作品、素晴らしいです。


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こちらは、明かりをデザインしているようです。
やわらかな和紙を通して、温もりを感じます。


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真綿のような風合い


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こちらのしわ加工も素晴らしい


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明かり取りの屋根も、真夏には厳しいかもだけれど、ノスタルジーを感じます。


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暑い暑い工房を脱出して、カフェの扉、ブルーの扉を開けました。
こちらが、mokumokucafeです。


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cafeから工場内も見えます。


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作品や雑貨、素材にこだわった食品なども販売されていました。


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目を引いたのが、壁に飾られたヘラジカ(たぶん)の角


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こちらは、トナカイかしら?


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そして、この明かりが素敵。裸電球と銅版の傘
mokumokucafeのオーナーさんの作品だそうです。


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ボックス棚には、皮製品やジュエリーなど、素敵な作品が並んでいます。


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各テーブルに置かれたお花や緑が嬉しいです。


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それぞれ、形や色の違うソファーも手作りのテーブルも素敵。


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ここにいるだけで、時が経つのを忘れてワクワクしてしまいます。


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窓辺のサンキャッチャ―


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ハンドドリップ珈琲も薫り高くて深い味わい。
マグカップもとっても素敵。


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マフィンがとっても美味しかったです♪


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カフェでゆったりと涼んで、満足して外に出ました。
今度来た時は、皮製品が何か欲しいなぁ!


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直ぐ傍を西武線が走って行きます。
もう少し、飯能の街歩きをしてみたくなりました。


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by kazematikado | 2016-11-01 02:51 | お店 工房 | Comments(0)
2016年 10月 30日

工房&カフェ巡り3 Akai factory (シェア工房)

さて、随分と時が経ってしまいましたけれど、工房カフェ巡りの最終章で締めくくることにします。

今回の工房・カフェ巡りでKanさんが一番興味があると言っていた工房です。
わたしもここは、ぜひご紹介したいなぁと思っていた場所でもあります。
こちらは青梅の隣町の埼玉県飯能市にある工房です。飯能も古い町で青梅と似通った雰囲気がありますが、
似て異なるものという感じです。どこが違うと言ってもうまく言えないんですけれどね。

御岳から、Kanさんのかっこいい愛車に乗って30分ほど、飯能の街中は路地が細くて入り組んでいます。
一通があったりしますし、車を運転できないわたし、うまくナビ出来るか不安でしたが、何とか無事着きました。
車から降りたR ちゃん、早速興味を示してくれました。さすがKanさんのお嬢さん、興味のツボが似てるんですね。

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今日は、午後3時からライブがあるそうで、mokumoku cafe はお休みでした。
工場内も小さな豆電球の電飾で飾られ、工房のイメージが少し変わって見えました。
ちょうど飾り付けや打ち合わせをしている方にご挨拶したら、なんとこちらのオーナーさんでした。
とても若々しく感じの良い青年でした。この工場は、お爺様が建てられ昨年まで操業されていたそうです。
新しい場所へ移転されたので、その跡地の工場をそっくりシェア工房として利用されたのだそうです。

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屋根の骨組みや梁などがそのまま残る空間に様々な工房が共存している異空間

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今日はライブと言う事で、中央のスペースにはテーブルや椅子が置かれていました。

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こちらはアクセサリー工房でしょうか?


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先日、初めて伺って感動した事などお話ししていたら、2F工房も見せていただける事に
1Fは元工場で、そこに併設されたカフェスペースと、その2Fは元事務所だったようでした。
カフェの中を通り抜けて、きしむ急な階段を上って行きます。


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ガラガラとガラスの引き戸を開けて、オーナーのakaiさんは、わたしたちを振り向いて
「ちょっと狭くて急階段なので注意してくださいネ」と笑顔を見せてくれます。
細い廊下の突き当りの部屋に、皮製品を作っている工房があるのだそうです。
「木の床が素敵だね」 「何だかワクワク!!」


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案内された工房は、狭い室内に作業台や材料置場、ソファーなどが置かれていました。
机の上には制作途中の作品や道具など種々雑多な物たちが混然としているのに、
それが少しも騒がしくなく、かえってとても落ち着いて居心地良い場所になっていました。


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開け放たれた窓からは、時折涼やかな風が入って来て心地よいです。
そして、時折り窓の外を電車が走って行きます。


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今はバックとお財布を制作中だとの事です。とても素敵な図案です。
制作者の若者は、作業の手を止め、気さくにいろいろと説明してくださいました。
写真撮りも全てOK!!そのオープンさがありがたいです。


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出来上った皮のスリッパ、なんともモダンで素敵ですね。


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ふと、作業机の上にある奇妙なオブジェ?がありまして気になりました。
「この電球は、何に使うのですか?」と尋ねたわたしに
『これは電気スタンドなんですが、点く電球は1個しかないんですよ」

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そして、点灯して見せてくれました!!おお、これは素敵だ!!
裸電球のやわらかな灯りが、周りの電球に反射して思っていたよりもずっと明るいんです。

すると青年は、『僕は電球が大好きなんですよ。』と、笑顔を向けてくれました。
結構、重宝するんですよ。向きを変えれば、また違った表情を見せます。
なるほど素晴らしい発想です。そしてその明かりの優しかったこと(^^)


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わたしたちは、皮工房の青年にお礼を言って階下に降りました。


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工場内では、準備も着々と進んでいました。
この頃になると、最初緊張していたR ちゃんもすっかり打ち解けて
たのしいおしゃべりタイムです。

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天上近くにあるのは、工場時代に使用していた滑車だそうです。
そろそろ豆電球も点灯し始めて、コンサートが始まるようでしたのでお店を出ることにしました。
オーナーさんにお礼を言って、「夜になったら不思議な感じになるんでしょうね」と聞いてみました。
すると、『はい、何だかベトナムみたいな感じになります。』との答え。
なるほど、判るような気がするなぁ(^^)


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Rちゃんが、赤塚不二夫のファンだと聞いて、急遽青梅に戻ることにしました。
そして、赤塚不二夫館に入ってみる事にしました。
Rちゃんは、思っていた以上に、とても喜んでくれました。
何だか、今日の中で、一番嬉しそうだったかも!そんな様子を見て
青梅に寄って良かったと思ったのでした。


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そして、青梅の裏通りへと


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Rちゃんは、この景色をとっても気に入ってくれました。


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青空をバックに津雲邸の全景が見えました。
こんな石垣や石段が今まで眠っていたのですね。

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夕日に照らされて、散策の締めには、いい時間でした。


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小さな秋も見つけつつ、路地裏を抜けて

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夕暮れの灯が灯るコロンへと辿り着きました。
偶然にも今日はのんびりPAKAさんのマキちゃんの日でした。(^^)v


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ここでも和やかに会話が弾み、Rちゃんは青梅の街が気に入ったと話してくれました。


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美味しいシフォンには、紅茶があいますねぇ♡


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ふと、本棚に、何だか懐かしいものが…


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小学校の音楽の教科書です。さすがにリアルタイムではありませんでしたが、
何だか郷愁を誘う絵ですね。


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なんだか、ほっこりしますね。


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最後にツリーハウスにも登って

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ノスタルジックな燈ともし頃のカフェころんを見下ろしてもらいました。


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そして、こんな路地を抜けて、工房&カフェ巡りは終了しました。
なかなか中身が濃い素晴らしい一日でした。
車を運転してくださったKANさん、ありがとうございました。
突然のお誘いにも拘らず、参加してくださり優しい笑顔でほんわかさせてくださった
よう子ちゃん、ありがとうございました。
Rちゃん、今日は来てくれてありがとう。また、青梅に遊びに来てくださいネ。


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長いお話しにお付き合いいただいたみなさま、ありがとうございました(^^)
青梅!!やっぱり大好きです♡


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by kazematikado | 2016-10-30 02:03 | お店 工房 | Comments(6)
2016年 09月 20日

工房&カフェ巡り2 陶芸工房・カフェギャラリー阿吽

工房&カフェ巡り

次の目的地は、多摩川の河畔に建つ陶芸工房・カフェギャラリー阿吽さん。
陶芸作家の大藪氏の工房兼ギャラリーカフェです。
縄文式火焔土器の力強さ・美しさを抽出したようなフォルムの陶芸作品や、
動物の横顔や角をモチーフにした作品は、エジプト文明を彷彿とさせるし、...
上手く言えないけれど、壮大な大地や無限な宇宙を感じる作品だと思います。

そんな芸術作品が、まるで手が届くような近くに何気なく展示されているというか
置かれていると言った方がいいような感じで息づいているそんなギャラリーです。
「写真を撮っても良いですか?」と伺えば、『どうぞ。』と笑顔で答えてくださいます。

窓の外は緑がいっぱいで、青々と流れる多摩川の流れがあって、涼やかな風が流れてきます。

打ちっぱなしの壁、無造作に貼り合せられたようなテーブル、見渡せる広々とした空間、
それは何とも言えない安心感を醸し出してくれています。

清楚な美しさを湛えたマスターの奥さまが淹れてくださった天空トラジャ珈琲の香りが漂い、
ほっとわたしたちを包んでくれる。思い思いに居心地良さに浸れるそんなカフェです。
ほら、kanさん父娘のこんな後姿で、その雰囲気が伝わるでしょう?
いつ来ても心和む阿吽さん、今日もありがとうございました(*^_^*)

そのお店は美しい渓谷美を見せる多摩川の畔にあります

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川に面した広いお庭と2F建ての大きな建物。
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扉を開けて室内に入ると、もう、そこは不思議な空間に


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偶然出て来たという石の壁はギャラリーの雰囲気にとても良くマッチしています。


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カップ&ソーサーも素敵、展示販売もされています。いつか欲しいものです。


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火の鳥をあしらったワインクーラー、とっても素敵です。


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こちらが、火焔式土器!!太古からタイムスリップしたようなダイナミックな作品


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牛の頭部でしょうか。なんとも印象深い作品です。


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角をモチーフにした作品。とても美しいフォルムです。


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向いのフロアーは、書斎になっています。


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オーナーさんは、一時期をアラスカを旅していた頃があり、友人を通して在りし日の星野道夫さんと
お会いしたことがあるのだそうです。


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とても魅力的なギャラリー、本当に魅力的な空間です。
見飽きることはないし、そこに身を置くだけで、何だか時間までもがゆったりと時を刻み始めるような
気がして、たゆたう時の中にこころを委ねるような開放感があるのです。


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テーブルにはいろいろなオブジェが飾られています。
流木かな?と思ったら、動物の角だそうです。

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マスターの奥さまが淹れてくださる珈琲は最高です。もちろんカップはオーナーさん作。


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2Fの窓辺からは、美しく青い多摩川の流れと緑がいっぱい。
Rちゃんは、スケッチブックにペンを走らせています。

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その隣に、お父さんのKanさん。Rちゃんが小学生の時から知っているけれど、いつも自然体の父娘です。
これぞ阿吽の呼吸!!なんだか素敵!と思い写真を撮らせてもらいました。


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何気なく置かれたようでもあるけれど、気づくと、ひとつひとつが、その存在を主張しています。


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この牛の口元に、なんとなく目が行きました。
うん、笑ってる…って、感じたのですけれど(^^) わたしだけかな?


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この眺めを見つめながらの一杯は、至福の時


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寄せ植えのサボテンが可愛すぎる。


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地中深くに眠っていた水晶の原石かな?


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海の底深く息づいていた珊瑚かな?


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居心地が良くて、もっとまったりしていたいけれど、次なる目的地は飯能です。
この辺で、おいとましましょう。美しい奥さまにお礼を言って席を立ちました。
阿吽さん、素敵な時間をありがとうございました。

みなさんも、とても喜んでくださいました。
阿吽さんの店名の由来となった岩があるって伺ったけれど、多分、この岩だと思うな。
流れの中にある、左側の「阿」と右奥の「吽」の岩、この写真でお判りになるかしら?


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美しい吊り橋、「楓橋」です。30代の頃から、わたしを癒し続けてくれた橋です。
その頃、駅から坂道を降りてくると、橋のたもとには「プロムナードさわのい」というお店がありました。
窓辺の席に座って飲む、「岩清水珈琲」が好きでした。ここに来ると古い歌を思い出してしまいます。


坂道一人で辿り 静かに目を閉じる…
本屋の店先曲がり辿ればカフェテラス…

風吹く曲がり角、そっと振り向いてみたい…
いまはもう、誰も来ない 木洩れ日の降る季節  

懐かしい~なぁ!!なんて、ちょっぴり思い出に浸ったりして(笑)

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次は、飯能の akai factory です。


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by kazematikado | 2016-09-20 02:51 | お店 工房 | Comments(0)
2016年 09月 18日

工房&カフェ巡り1 カヌー工房

  工房&カフェ巡り(2016.9.3)

  奥多摩(森のcory Mountscape)カヌー工房
  青梅(リバーサイドAun 阿吽)陶芸工房

  飯能(AKAI Factory モクモクカフェ)シェア工房
  青梅(赤塚不二夫館)(Cafeころん)

  こんな感じで奥多摩から飯能、そして青梅までの工房&カフェを巡りをしました。

  一昨年の早春、昨年の夏、秋、今回で4回目を迎える青梅散策となりました。

  〇月〇日に、遊びませんか?的なお誘い、青梅を好きになってくれた友人たちと、
  好きな場所をのんびりと、そんなゆるい集まりです。

  今回の参加者は、kanさんと娘さんのRちゃん。わたしのお友だちのよう子ちゃん。
  Kanさんの愛車、アルファロメオで回る散策は楽しかったです。
  Kanさん、運転ありがとうございました。Rちゃん、よう子ちゃん、参加してくださり

  ありがとうございました。

  まずは、白丸湖をちょこっと覗いてから、森のcory Mountscapeへ向かいます。

  突然なお願いも快く承諾してくださったオーナーのYさん、ありがとうございました。
  Yさんは緑に囲まれた素敵な工房で、美しい木製のカヌーを造られています。
  JAZZを流しながら作業を進めるYさんは、お洒落なハットがお似合いの素敵な方でした。

  現在は奥多摩駅の二階の展示スペースにディスプレーされるカヌーを制作中でした。

  次回は白丸湖でのカヌー体験「湖上散歩」をさせていただきたいと思っています。

  また、Yさんが管理されている1棟貸しのログハウスも見学させていただきました。
  思っていた以上に素敵!!!ここでみんなでオフ会出来たらと夢が膨らみます。


  朝の白丸湖、このところの台風一過で、まだ水が白濁しています。
  湖水の色は、本当は、もっと美しいエメラルドグリーンをしています。

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  みなさん、カヌーやダッキーなどを浮かべて遊んでいました。
  サーフボードみたいナ上に立って、漕いでいます。これぞ、湖上散歩ですね。


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  古里にあるYさんのカヌー工房(森のcory Mountscape)へ移動しました。


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  Yさんは、Jazzを流しながら、作業中でした。
  わたしたちが着くと笑顔で迎えてくださり、早速、カヌーの制作工程の説明をしてくださいました。


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  オフベージュのハットが良くお似合いのYさん。厳密にいうと、実は「はじめまして」では無いのです。
  2013年の秋に、ハナネコ女子会で白丸湖を訪れた時に一度お会いしているのです。
  (お会いしていると言っても美しい木製のカヌーに魅かれて遠くから声をかけただけなのですが…)

  わたし「写真を撮ってもいいですか~?」
  Yさん、バトルで〇を描きながら『カッコよく撮ってくださいネ。』

  ただ、それだけの事なんですが、その爽やかな印象が忘れられませんでした。
  そして、今、こんな風にお目にかかれるなんて(^^) 巡り合せの妙ですね。
  その時の記事です、ハナネコ女子会(エメラルド色の湖)


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  そして、こちらの工房も、以前は“木の家”という木製家具工房で一度だけ来館したことがありました。
  その工房を、今年からYさんがカヌー工房として借用することになったのだそうです。


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  工房のすぐ下にあるオーナーさんのお宅。
  この味わいある建物を見て、ハナネコ女子会のメンバーなら、あれ?と思われたんじゃないでしょうか?

  そうなんです。毎年3月、ハナネコノメが咲く渓谷に行く途中に通りかかるあの枝垂れ梅が美しいお宅なのです。

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  緑溢れる工房は、まるでYさんがやってくるのを待っていたかのようにしっくりと融合しています。


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  家具作家さんの素敵な家具も置かれています。



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  朝のうちはこちらで作業して、陽射しがきつくなったらこちらに移ります(笑)


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  Yさんは茶目っ気たっぷりに、わたしたちを笑わせてくれます。
  緑が本当に目に染みて、涼やかな風が吹いてくる、そんな工房です。


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  こんな美しいカヌーも作りたいと思っていらっしゃるそうです。


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  一通り工房を見学させていただいた後、工房のオーナーさんが所有するログハウスを見せていただける事になりました。
  こちらは、1棟貸しでレンタル出来るログハウスでYさんが委託管理されているのだそうです。
  一日15.000円で、10名ぐらいまで宿泊出来るそうです。場合によっては人数が少し増えてもOKだとか。
  これはリーズナブル!!ここに宿泊してオフ会、翌日は白丸湖でカヌー体験なんていいんじゃない?
  なんて、わたしの妄想は膨らむのでした(笑)


  早速、Yさんの案内でログハウスへと坂道を降りて行きます。


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  重厚な扉、まるでカナダやアラスカを連想します。

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  ウッディで広々した空間


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  天上は吹き抜けになっています。



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  全てがこの森で伐られた木材で作られているそうです。


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  本格的な暖炉があります。ここで赤々と燃える火を眺めながらの語らい、いいだろうなぁ♪


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  客室


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  今夜、お泊りの方がいらっしゃるそうで、準備万端です。
  布団も宿泊客がある時に、レンタルで用意されるそうです。


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  たまりません~!!この空間


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  厨房も、設備が整っています。お料理上手の友人たちに腕を振るってもらったりして(笑)


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  2Fのベランダから、


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  お風呂は総檜だそうです。

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  本当に素晴らしいログでした。Yさんお忙しい中ご案内くださり本当にありがとうございました。
  次回はぜひ、湖上散歩させてください<m(__)m>


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  こうして、大満足の中、わたしたちは 森のcory Mountscape を後にしたのでした。

  次回は、さわいへ移動します。


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by kazematikado | 2016-09-18 10:44 | お店 工房 | Comments(4)
2015年 12月 22日

奥多摩の名店“丹三郎”さん

わたしが丹三郎さんに出会ったのは、随分前、12年ぐらい前の事です。
御岳山から降りてきた山帰り、立派な門構えとかやぶき屋根の建物に思わず立ち止まりました。
最初は、古民家かなと思ったのですが、どうもお蕎麦屋さんらしいと気づきました。
午後、2時頃でしたから、もう、ソールドアウトでお店は閉まっていましたが…


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そうなると、どうしても行ってみたくなり、お友達を誘って出かけたのが最初です。
お店はいつも賑わっていて、平日でもお昼時は、駐車場もいっぱいなのでした。
昔の庄屋さんの建物をリノベーションいたそうで、とても重厚な古民家の佇まいが落ち着きます。



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お店の裏は山、広い中庭があって、なんだか田舎の家に帰ったような気持ちになりました。
春は、しだれ梅の大きな木があって、薄紅色の花が美しくかやぶき屋根に映えます。
夏は、開け放した縁側から涼やかな風が吹き抜け、縁側で蚊取り線香がともっていたり、
秋は、楓の彩に加え、竹ざるに盛ったクリや柿が、風情があって雰囲気が良かったです。
そして冬には、赤々と燃える火や、炬燵をしつらえてくださって温もりに癒されました。


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こんな風に、時には家族で、時には友人たちを案内して、時々伺ったのでした。
手打ち蕎麦のお味は抜群に美味しくて、きりりと冷えて喉越しも良いし、言う事ないです。
蕎麦好きの夫も息子も、美味しいと絶賛でしたし、案内したお友達もみなさんとても喜んでくれました。


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そんな丹三郎さんのご主人と、今年、ツリーハウス作りを通じて知り合えることになるなんて
昔のわたしは思ってもみませんでした。これがご縁というものなのでしょうか。
先日、ツリーハウスの忘年会で丹三郎さんにお邪魔しましたが、やっぱりいいなぁ~って思ったのでした。



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ツリーハウス作りはいったん終わりましたけれど、あのツリーハウスは永遠に進化し続けるそうですから、
来年もツリーハウスのメンバーの方々や、丹三郎さんのご主人ともずっと繋がって行けそうです。


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この写真は、この秋、友人を案内して伺った時の写真です。
奥多摩に、この店あり!!の丹三郎さんでした。みなさんも、ぜひ~♪

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by kazematikado | 2015-12-22 00:19 | お店 | Comments(8)
2015年 10月 14日

深まりゆく秋の庭

秋が深まる頃、訪れたくなる素敵なお店です。
もう、そろそろシンボルツリーのカツラの木が黄葉し、芳しく香りだす頃…

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こちらのお庭を散策しながら、静かな秋の一時を過ごしたくなるのです。
甘く香るカツラの葉が散り敷いて、歩道にもお庭にも舞い降ります。

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ノコンギクの花も咲き出して、とっても自然な感じにマッチしています。
オーナーさんは、お庭の落ち葉はあえて片づけずに自然のままに残してくれているのです。


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白樺のテラスも秋の色


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優しい色のビオラも…


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大好きです。


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アメジストセージの紫色は、何て素敵。


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窓辺の小鳥のオブジェがわたしは好きです。


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お庭のパラソルの下にも秋が寄り添っています。


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ウッドデッキには今日は可愛いお客さまがいました。


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寛いでます(*^_^*)


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ちょっと肌寒くなったので、今日は、お部屋の中で…


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ジャムのおみやげも、可愛いです、



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飾り棚には、たくさんのカップ&ソーサー
この中から、オーナーさんが選んで紅茶を入れてくださるんです。
どんなカップを選んでくださるのか、それも楽しみの一つです。


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今日は、こんな素敵な器で、ティータイム


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手作りのケーキはとっても美味しいのです。


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秋の日にも、優しい色のビオラ


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シックなお花


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アジサイの咲き終わった花もまた味わい深くて…


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ベンチには、そっと秋が腰かけていました。


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川のせせらぎを聞きながら、色づく木の葉の散る音に耳を澄ます。本当に素敵なお店です。


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灯りとオブジェが素敵です。


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窓辺に咲いた花たちを愛でて


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裏庭へと回れば、マザーグースが見送ってくれました。


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何気ない木の椅子も良いなぁ…


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崩れかけたような煉瓦塀も素敵な演出です。


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これは、去年の11月2日の画像です。
今年も、癒されに行きたくなりました。あなたもご一緒にいかがでしょう?


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by kazematikado | 2015-10-14 01:48 | お店 | Comments(6)
2015年 10月 10日

珈琲道というお店

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珈琲道と言ってはばからない、そんなお店があります。
わたしが出逢ったたくさんのお店の中でも、特別印象に残っているお店です。
去年の事ですが、ちょっと書いてみようかなぁと…

秩父の駅から、少し歩くと秩父夜祭で有名な秩父神社があり、その先に続く石畳の道と
昔ながらの商店街が続き、そのレトロ感は青梅の街にも似ています。
駅前の坂道を降りて行けば荒川にも繋がるし、丘陵もあるし、やはり良く似ています。
それぞれの土地にはそれぞれの気風と言うものがあって、似て異なるもの、そこが魅力ですね。

わたしは秩父の街を、まだよく知りません。でも、好きなお店はいくつかあります。
何年か前、そう、もう9年近く前になるのかな?秋のある日、なんとなく迷い込んだその街が
とても好きになりました。


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たまに、ひとりで秩父を訪れる時、ふら~っと寄ってみたいと思いつつ、いつも時間がなくなって
寄らず仕舞いとなってしまうのでした。この日、急に立ち寄りたくなって寄ってみました。
わたしは、最初の目的だったカフェを素通りして、まっすぐそのお店へと足を運びました。


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あの日と同じ秋の日に…わたしが時の番人だと思ったマスターは変わらずに迎えてくれるでしょうか?


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ありました。“じろばた”というそのお店は昔のままの佇まいでした。



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扉をそっと押し開けて中に入ると、『いらっしゃいませ』と穏やかな声がしました。
そして、少しお年を召した(わたしも同じように年を重ねました)マスターの笑顔が迎えてくれました。



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時がうずくまっているような薄暗い店内も、静かに流れる音楽もあの時のままで嬉しくなってしまいました。


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わたしは、いくつかの書籍が並ぶ、奥の小さなテーブルに座りました。


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マスターが一杯一杯、丁寧の淹れてくれる香り高い珈琲が出来上がるのを待ちながら
一冊の本を手に取りパラパラとめくりました。


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そして、目に留まったのが、この山桜の詩でした。

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あの頃より、少しだけ雑然とした店内だったけれど、それはそれでこのお店の歴史を感じました。
無造作に重ねられた新聞や辞書は、なぜか秘められた文学の香りを感じたりもするのでした。


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やがて、運ばれてきた珈琲は、とても薫り高くて美味しかったです。
マスターが珈琲道を追及してこられた深みのあるお味でした。
この一杯とこの空間を味わいにここに来る価値があるなぁとつくづく思いました。

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もう、随分前にこちらに伺った事があるとその時のお話しをすると、マスターはとても喜んでくださいました。
そして今回も、マスターが40代の頃、このお店を始めた事や
そのころ、古道具屋で出逢ったこの時計に魅せられた話を聞かせてくださいました。


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『あの頃の僕は、生意気できっと鼻持ちならない奴だったんだと思いますよ。
アンティーク時計はもともと好きだったんですよ。この時計を一目見て欲しくなりました。
僕は古道具屋のおじさんに『この時計動くの?』と聞いてしまったんです。
おじさんは怒って、この時計はお前には売らないと言われました。
『僕はハッとして、それから何回もそのお店に通い非礼を謝りました。
何度目かに、やっとおじさんに許してもらえ、この時計を手に入れました。
この時計が第一号の時計ですし、商売の厳しさを教えてもらった時計です。』

今、昨年のこんなお話を書いていたら、9年前の事が急に懐かしくなってしまい、
過去のブログを探してやっと見つけました。
その記事は、わたしが2006年に綴っていた「風に吹かれて」と言うブログの中にありました。

よろしかったらどうぞ(*^_^*)






時の旅人   2006年10月18日

風に誘われて、秩父路を旅してきた。
ずっと昔、時折、訪ねた場所。
十代の頃の山歩きの思い出のある場所だった。

12月には、日本3大夜祭の秩父夜祭がある街。
とても古い歴史のある山車が引かれることでも有名だけれど、わたしはまだ行った事がない。
生前、父母は1度だけ出かけた事があった。『すごいお祭りだったよ』と母が言っていた。
山車が出発する秩父神社があるのだが、父母は、わたしの子供たちが受験の度に、
そこのお守りをいただいてきてくれた。
『北振の梟といって、学業の神様なんだよ』そう言って母がくれた梟のお守りが今も三つ家にある。


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わたしは山に行く時に、西武秩父の駅から、秩父電鉄のお花畑という駅までの間を歩いた事はあったけれど、
秩父神社も秩父の街も歩いた事はなかった。
初めて訪れた秩父神社は、厳かな感じのする立派な神社だった。
極彩色の彫刻も、何となく日光の東照宮を連想させた。



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大銀杏や大きな木々に囲まれた境内。遠い日々、父母もこうして歩いただろうか?
わたしは父母の目線を感じながら、時間が止まったような杜のなかを歩いた。

神社の参道を出てみると、その参道に通じる街並みに、何となく懐かしいような魅力を感じて
そのまま歩いてみることにした。
昭和初期のような佇まいのタバコ屋さん、靴屋さん、パン屋さん、判子屋さん、自転車屋さん。

時がゆっくりと流れているような古い街並みに、わたしは、数十年をタイムスリップして
時間旅行の旅に出てしまったのじゃないかと思えた。


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そんな中に、一軒の珈琲屋さんを見つけた。
渋い木製の扉、燻し銀のドアノブ。ツタの絡まった看板、珈琲道の文字。


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並べられた観葉植物の鉢、何だか何もかもが懐かしくって、わたしはまるで吸い込まれるようにして、
そのお店の小さなドアを開けた。



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一歩店内に入ると、ノスタルジックな空気がうずくまっているような薄暗がりに、ランプのオレンジ色の照明が柔らかく優しく迎え入れてくれた。



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『いらっしゃいませ…』
小さなカウンターの向こうから、優しい微笑を浮かべたマスターが顔を覗かせた。
わたしは思わず、「写真を撮らせていただいてもいいですか?」と尋ねていた。
自分でも開口一番にこんな事を言うなんて信じられなかった。
でも、マスターは、『店内でしたら、どこでもご自由にどうぞ』と、快く承諾してくれた。



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わたしは、ものめずらしそうにきょろきょろしながら、小さなテーブルに腰を下ろした。
狭い店内には5つほどのテーブルが並べられ、それぞれのテーブルには、様々な人々が
腰掛けて思い思いに時を過ごしている風だった。

カウンターの前に木製の棚があり、その棚にはたくさんのCDが並べられていた。
それはまるで、一昔前のジャズ喫茶のような空間だった。ただひとつ違うとしたら、
大きなレコードジャケットではなく、コンパクトなCDになっていた事ぐらいだった。

静かに流れるクラッシック…壁には、アンティークな時計がいくつか掛かっていて、
それぞれに時を刻んでいた。


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コチコチ…コチコチ…時計の音が絶え間なく流れてくるのに、少しもせかされているような感じはしない。
ゆったりと優しく包み込んでくれているような、そんな不思議な感覚だった。


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穏やかな微笑をたたえたマスターが、わたしの傍にやってきて、
『キャノンのカメラで決まってますね。写真がお好きですか?ちょうど良かったです。
実は今、ある女性のデジカメ写真展をやっているんですよ。どうぞ、ご覧になってください。そして、
よろしかったら何か一言書いていただけると嬉しいです。』と言って、小さなノートを手渡した。



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そのノートを開くと最初のページに、その女性が書いた詩が書かれていた。
ある穏やかな午後、自分の人生を静かに見つめているような美しい詩だった。
その詩を読んでいたら、心の奥がキュンとして、なぜだか胸が熱くなってしまった。
そして壁に飾られた十点あまりの写真を眺めた。それぞれに短い詩が添えられた美しい写真が、
この暖かい空間の中で、生き生きと何かを語りかけていた。


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マスターは、作者の事を、ゆっくりと語りだした。
『あそこに、横たわった山鳩の写真がありますね。まるで花に囲まれて静かに眠っているように見えます。
でも、あの鳩は猟銃で撃たれて死んでいたのだそうです。作者は山に登って、この鳩の亡骸に出会った時、
ああ、自分は今日、この鳩に出会うためにここに来たのだと思ったのだそうです。
そのままでは衝撃的なので、画像処理で色を変えてあるのだそうですよ。』
他にも、夕景や、夜景、原野の道標や小さな水色の椅子など、素晴らしい感性の写真ばかりだった。



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さらに、作者はデジカメを始めて4年目で、使用しているカメラはコンパクトデジカメである事を知らされた。
わたしは感心してしまって、「写真はカメラの良し悪しではないのですね。やはり、その方の感性で撮るものなのですね。」と呟いた。
そして「この方の詩にも写真にも、どことなく厭世観のようなものがありますが…」と言うと、
マスターは『そうですか、お判りになりましたか?この方は離婚をされた後、4人のお子さんを育て上げ、
それぞれ独立されたのでご自分の時間を楽しむためにデジカメを始められたのです。
ご自身も生死を分けるような大きな病気をされていますのでどこか、そういうものが感じられるのでしょう。』
と、教えてくれた。

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わたしはその話しを聞きながら、今日、このお店に出逢うため、ここまで旅してきたのだと思えて、
何だか訳もなく涙がこみ上げてしまった。少なからず心に重りを抱えていたせいもあった。
マスターはそんなわたしの涙に気付いたのか、メニューを広げて、笑顔で、わたしの顔を覗き込みながら、
こんな風に聞いた。

『当店は珈琲だけなんですよ。その珈琲も少し種類がございます。苦めの珈琲と、少し苦め、
そして、あまり苦くない珈琲がありますが、どれになさいますか?』
そんな聞き方をされたのは初めてだったので思わず笑いながら、「少し苦めでお願いします」と答えた。


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マスターは、軽く会釈して、カウンターの中へ戻っていった。
しばらくして柱時計が古びた音で時を刻んだ。
やがてマスターが入れてくれたコーヒーは、洒落た花柄のカップの中で琥珀色に香っていた。
暖かくて、いい香り…そして、ほろ苦くて、とても美味しかった。


このお店での見ず知らずのマスターとの語らいは、本当に不思議でたまらなかった。
わたしは、夕暮れの街を歩きながら夢を見ていたような気がしていた。
あのマスターは、時の番人だったのじゃないかと思えた。
だから、店内にはあんなにたくさん時計があったのじゃないかしら?

わたしは、不思議な時間旅行の旅をしたのかもしれない。
この街も、人もとても優しかったな…
きっと、この街が大好きになってしまいそうな気がした。




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by kazematikado | 2015-10-10 16:58 | お店 | Comments(4)
2014年 07月 17日

ランチはこちらに(^^)

ちょうどお昼で植え替え作業が終わりました。
みなさん、お腹もすきました。ランチはどこにしましょうか?
なみちゃんの希望で、岩蔵温泉にあるコンブリオに行く事になりました。
"Iさん"の菖蒲園を後にして、なみちゃんの運転で出発です。

川沿いの長閑な一本道、同じ青梅市なのですが今まで見慣れた青梅の景色と少し違います。
『わぁ、長閑で癒される。こんな道を歩くのもいいでしょうね!!』と、なみちゃん(^^)
そうなんですよ。自転車で走るのも楽しい道なんです。



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More よろしければ、つづきをどうぞ(^^)
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by kazematikado | 2014-07-17 01:10 | お店 | Comments(0)
2014年 06月 29日

Cofe コンブリオ

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ちょっと続いたお店シリーズ、もう少し引っ張ります(笑)
訪れた時期が昨年の秋ですので、時季外れになりますが、青梅の素敵なお店として外せないお店です。
青梅にある温泉郷、岩蔵温泉の傍にあるカフェなんですが、こんな所にこんな素敵なお店が!!って
誰もが驚いてしまうと思います。

メインストリートから、住宅の間の細い路地を入ります。(わたしはいつも路地を入りますね)(笑)
そうすると、奥まった山際に、緑の木々に囲まれたアーチと枕木の階段が現れます。


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ちいさな妖精たちが、芝生の片隅や、門柱の陰から覗いている小径が続く先に美しい建物が見えます。


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このお庭の佇まいとマッチしたこの建物を見ただけで、うわぁ~♪素敵♪と思ってしまいます。
美しいステンドグラスの扉を開いて、中に入ると。。。


振り返ると、美しいガラスのドア越しに、降り注ぐ光が柔らかく店内を満たします。


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壁に飾られたオブジェたち…まるで中世のヨーロッパの古城に迷い込んだかのような錯覚に落ちます。



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お部屋そのものがギャラリーになってます。



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甘い生成りのレースのカーテン越しのお庭は、光が遊びます。



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マスターのお勧めの、ハンバーグをいただきました。とっても美味しいです。



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薫り高い珈琲も、とても美味しくて、ほっと一息。




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食事の後は、ギャラリーをちょっと覗いて、お庭を散策させてもらいました。
秋咲きの薔薇が、ひっそりと気品高く咲いていました。




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庭の片隅には、ワイルドなハーレーダビットソン。カッコイイ~♪&お洒落



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木陰に寄り添う石像も絵になります。この時は深まりゆく秋の一日でした。
春先には、ビオラとクロッカスとクリスマスローズのお庭でした。
夏には、きっと涼やかな緑のお庭になることでしょう。




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by kazematikado | 2014-06-29 09:37 | お店 | Comments(9)