風街角

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2017年 07月 26日

青梅モノクロ紀行 2

青梅市『軍畑駅』と『二俣尾駅』界隈
鄙びた駅を降りて、山に向かって歩けば、三田氏所縁の寺、海禅寺があります。
三田氏は戦国時代に青梅地方(杣保の国と言った)を治めていた豪族だそうです。
平将門伝説が多く残るこの地域で、平将門の子孫だと言われていたが確たる根拠はないそうです。
三田氏は勝沼城を居城としていましたが、北条氏に攻められ、急峻な地形に建つ山城辛垣城に移ります。
多摩川上流域を支配し、辛垣城(からかいじょう)に拠る三田氏と、八王子付近一帯を支配する滝山城主北条氏が、
多摩川を挟んで激戦を展開しました。
この戦いは「辛垣の合戦」と呼ばれ、今も青梅丘陵の山の中には辛垣城の遺構が残されています。
また、この付近の「軍畑(いくさばた)」という地名もこの戦いに由来していると言われています。

この合戦で、 数で勝る北条勢に、ついに三田氏は敗北してしまいました。
三田氏の菩提寺だった海禅寺には、代々の三田家の墓所があるそうです。


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そのような歴史も今は昔、静かな山寺は緑に包まれ、染み入るような蝉の声が聞こえていました。



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立派な彫刻が施された山門の向こうに、静かに本殿が佇んでいました。



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山門の彫刻がこちらを見ているような気がします。

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本殿は緑に包まれていい感じ

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この石塔は三田氏のお墓なのかも?


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楠木の巨樹2本、堂々と聳えています。


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町並みも見渡せます~♪


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白壁に動く光と影

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電車が来ました。のんびりとごとごとと、隅切りを過ぎて行きました。


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鐘楼も立派でした。


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山々が近いです。そして川も近いです。


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石垣が美しくてモノクロで判るかしら?



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そして、軍畑大橋から川原に降りてみた。

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鮎釣りの人が一人、橋の下で棹を投げていました。

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ここは上流部に比べ浅瀬になっていて、昔はこの場所に渡しがあったそうです。


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おまけ

夏の一日、緩やかな浅瀬をゆったりと行くダッキー


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そして、その後から、プカリプカリと浮かびながら流されていく人、
なんか気持ち良さそうだなぁ… わたしも流されていきたいなぁ。
空が真っ青に見えるんだろうなぁ…流れの音がさらさら聞こえるのかしら?



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# by kazematikado | 2017-07-26 23:58 | | Comments(2)
2017年 07月 26日

三拍子


三番目は、三拍子という芝です。三人の獅子が最初から最後まで同じ動きをするのが特徴です。
三人の獅子舞役者の呼吸がぴったりと合った時、大変美しくしなやかな舞となります。

また、この芝では、中盤に遊び疲れた三匹の獅子が森の中で居眠りをするシーンがあり、
獅子の周りでささらも穏やかに摺りささらを摺りますが、実はささらにとっては辛い大勢だそうです。
このあと、ささらが、身をひるがえしながらも力強く激しく舞う場面へと移ります。
振袖や帯をひるがえし、華麗に舞う姿が見所でもあり、とても華やかな獅子舞であるともいえます。
今年はこの芝を獅子舞役者2年目の若い二人が舞いました。
1年での上達も目覚ましく、また、二人をリードする先輩役者も、とても見事なチームワークだったと思います。

終わった後の、三人の弾けるような笑顔がとても印象的でした。


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よろしければ下記URLより、ご覧ください。

http://www.digibook.net/d/4dd4ab17b10d9fd478e49e546450717c/?viewerMode=fullWindow



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# by kazematikado | 2017-07-26 16:12 | 獅子舞 | Comments(0)
2017年 07月 25日

ベテランたちの花懸り

2016年の獅子舞 二芝目は花懸りです。

この花懸りという芝は、獅子舞を始めた者が一番最初に舞う芝と言われています。
いつもの年は、新参の獅子舞役者が先輩の獅子舞役者の胸を借りて挑む芝です。
緊張で引き締まった若い獅子舞役者の顏、そして新参役者を見守る先輩役者の大きな背中、
キラキラと滴る汗も、その眼差しも爽やかな芝なのでした。
でも、この年は、獅子舞役者のベテランたちが舞いました。ささら摺りも上級者の少女たちでした。

それは、昨年、左手に大怪我をして休演していた獅子舞役者の復活の獅子舞だったからです。
『バチを落としてしまっても良いじゃないか。俺と一緒に花懸りをやってみないか?』
大先輩の獅子舞役者にそう言われ、青年は、挑戦することを決めたのだそうです。
本当は、バチを握るのもキツかったのではないかと思います。でも、獅子舞役者としての熱い想いが、
言葉少なに見守る仲間の想いが、背中を押してくれ、見事に演じきってくれました。

わたしは、ファインダーを覗きながら、何度も「がんばれ!」と呟いていました。
そして、今までと変わらないキレのある素晴らしい演技に、胸の中に熱いものがこみ上げました。
一緒に舞ったベテラン役者二人の圧巻の演技にも、カメラで追いながらも、なんだか胸がジーンと…

ささらの少女たちも上級者たちで、4人が心を合わせた凛とした素晴らしい演技に感動しました。
笛方も精鋭たちの演奏はもちろん、今年初めて親笛を任された青年たちが、芝の間や流れを率いる
という大役を本当に見事に果たしました。
今までにない、熟練者たちによる花懸りは、最高に素晴らしかったです。
後から知ったのですが、長老の獅子舞役者から伝承された幻の技法も取り入れて舞われたそうです。
これも、熟練の獅子舞役者が舞ってこそ、実現できた素晴らしい事象です。

わたしのカメラワークでは、表現しきれませんが、忘れられない芝となった2016年の花懸りを
DBでご覧いただけると嬉しいです。


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# by kazematikado | 2017-07-25 11:50 | 獅子舞 | Comments(0)
2017年 07月 24日

いよいよ獅子舞の季節

夏本番、暑い暑い夏のさなかに執り行なわれる獅子舞の季節でもあります。
青梅、奥多摩、丹波山、五日市、そして、飯能、奥武蔵、秩父での各地で獅子舞の奉納が行われます。
中でも、飯能市下名栗諏訪神社の獅子舞は、わたしにとってとても大切な獅子舞なのです。
通い始めて、今年で10年目になります。来月8月26日(揃い)27日(例大祭)今年も楽しみに伺います。

毎年、感動の獅子舞を拝見させていただいていますが、今年は特に特別の想いがあります。
それは、わたしが通い始めてから獅子舞役者の新参となった若者が、摺り上がりを迎えるからです。
彼の初々しい初陣の時からずっと、毎年その活躍を見届けさせてもらってきました。
この獅子舞を外から見守る応援団の一員として、とても感慨深く思っています。

でも、その前に応援隊としてやらなければならない事が残っています。
それは、手つかづのまま残っている膨大な昨年の獅子舞の写真です。
8月のお祭りまで志は、何とか整理しなくてはと思いやっと始めました。
まずは、お宮参りと最初の芝、御幣懸りです。よろしければ下記URLからご覧ください。

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http://www.digibook.net/d/8f15ef7f814f959178a79440bc43f03e/?viewerMode=fullWindow



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# by kazematikado | 2017-07-24 15:34 | 獅子舞 | Comments(0)
2017年 07月 23日

神戸岩憧憬

青紅葉

最近、グリーンカーテンというけど、これぞまさしくグリーンカーテンだと思う。
真夏の燦々と降る日差しを遮って、木洩れ日と言う名の素敵な光に変えてくれる。
渓流沿いの涼やかな風の通り道であればなおさら… 
ゆらゆらと揺れるしなやかな枝も、赤子の掌のようなもみじの葉も、

葉擦れさやけき… 早瀬 踊る光に… ふっと青葉城恋歌を思い出す。

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ユクノキ

数年ほど前、日原を歩いていた時、遠くの森の中で、いままで見たこともないくらい真っ白に咲く花を見た。
一緒に歩いていた、森の案内人ともいえる友人に訪ねたが、やはり、初めて見た花だという。
川向うの深い森の中だったので、双眼鏡で確かめてみたら、どうもマメ科の花らしかった。
翌日、その友人からメールが入っていて、日原の古老に尋ねたところ、あの樹はユクノキという名前だという。

今年は、このユクノキが奥多摩のあちらこちらで目に付く、日原の友人に聞いても、こんなに咲く年は珍しいそうだ。
植物写真家のいがりまさし先生のHPで検索してみたら、枝一杯に白い花が咲くので「雪の木」がなまってユクノキとなった
語源説があると書いてあった。フジの花に似ることから、ミヤマフジキともいうそうだ。




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そして、この切り立った2つの岩峰を神戸岩という。その昔、山岳部員だった頃、キャンプに来たことがった。
その頃は若かったから、先輩に登れる場所があるから登ってご覧と言われて、岩登りの真似事をした。
結構、一気に登った記憶はあるが、その後一度も来ていないから、今は、どこから登ったのかも判らない。
キャンプした場所もどの辺りだったかも定かでないけれど、このそそり立つ岩の形だけは覚えていたのだった。



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苔生した渓谷には、透き通るほど清らかな流れが巡っていた。


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滴るような緑は流れにもその色を映して、水面を染めているようだった。


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流れの浸食が岩をくり抜き、この先は洞窟のようになっているのだった。

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それにしても、なんて清らかな水なのだろうか?何十年経っても変わってはいないのが素晴らしい。


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あの頃は、たしか無かった鎖が付いていた。第一、遊歩道があったのかさえ記憶にない。


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それにしても澄み切った清浄な流れだ。


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ホタルブクロの蕾が今にも開きそうだ。


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ムラサキシジミのブルーにうっとりした。



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アオイトトンボかな?


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キツリフネの小さな花が咲き出すと夏だなぁと思う。
月夜に浮かぶ夢の小舟に見えるのだけど…



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ただ一つの夢に向かって漕ぎ出したがっていたあの頃、
思いがけず、一途だった遠い日を思い出したのだった。



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# by kazematikado | 2017-07-23 17:03 | 山と森 | Comments(2)