風街角

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2014年 03月 18日

風の谷に舞い降りた春

約1年ぶりに風の谷を訪れました。風の谷とは、わたしが付けた奥多摩のある渓谷の総称です。
奥多摩に咲くイワウチワを探して何度となく訪れた渓谷でした。
最初の年はイワウチワに逢えませんでしたが、何度も訪れるうちにとってもたくさんの感動を与えてくれる場所でした。
このハナネコノメもその一つです。それまで、ハナネコノメと言えば高尾山と思っていました。
奥多摩には咲かないものと思っていたのです。
ところが、そのハナネコノメの最初の1輪を、この渓谷の沢で見つけてしまいました。
その時の喜びと感動は計り知れません。
それからというもの、風の谷では、次々とハナネコノメの群生地が見つかりました。
そして、風の谷ばかりではなく、奥多摩のあちらこちらの渓谷でハナネコノメの姿をみつけました。
いままでは、気づこうとしていなかっただけなのだと思いました。
水温む早春の渓谷に、人知れず咲く白い小さなハナネコノメは、春の妖精のようでした。
毎年、こうして、咲き始めたかな?と期待に胸を弾ませて訪れるようになりました。

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# by kazematikado | 2014-03-18 22:23 | 山と森 | Comments(18)
2014年 03月 16日

リバイバル 1

2001年に開設したわたしのホームページは、尾瀬のページでした。
のちに、里山の自然と奥多摩の山行を綴るページになりましたけれど始まりは尾瀬でした。

ホームページの尾瀬の写真を眺めているうちに、あの頃の懐かしい想いが蘇りました。
2001年から2005年までの4年間、年に1~3回の尾瀬行でしたけれど、尾瀬に魅せられ続けていました。

あの頃は、あの頃なりに一生懸命でした。そして、今は今なりに一生懸命です。
どの時代が良かったとかは言えませんけれど、その時なりに、なんとか頑張っている
そんな姿が自分らしいと思います。

一昔前の古い写真ですけれど、リバイバルで載せてみます。


尾瀬沼の長蔵小屋売店の裏手にある桟橋です。
季節ごとに、この桟橋に佇むのが大好きでした。あの頃は、この桟橋に立ち入ることも出来ました。
今は、大分朽ちかけてしまっていると誰かに聞いた記憶があります。ちょっと寂しいです。
沼明けの頃、初夏のさざ波、夏の夕暮れの夕涼み、晩秋の星月夜、月影の橋…なんて名付けた頃が思い出されて。


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                 桟橋



           桟橋に つながれた 小舟に乗って
           夏の陽射しまぶしい
           沼のほとりを 漕ぎだそう…

           水面を渡る そよ風に身を任せ
           木の葉のように浮かんでいよう…
                               
           光が遊ぶ緑の岸辺をめぐり                               
           このまま ずっと 日暮れまで
           夕映えに 抱かれるまで…
                      



尾瀬の風景とpoemよろしかったらどうぞ
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# by kazematikado | 2014-03-16 08:17 | 山と森 | Comments(4)
2014年 03月 15日

こころのなかの尾瀬は…?

お友だちのひだまりちゃんから、『おねえちゃんの心のなかにある尾瀬の写真を探してみて…』と声をかけていただいて
久しぶりに、古い尾瀬の写真を振り返るチャンスを貰いました。
ずっと、ずっと、心の奥にしまっておいた写真たち、懐かしい写真たち…
実は、いろんなことがあり、もう失くしてしまった写真もあります。でも、その失くしてしまった写真の中にも
自分が好きだった場面が、今も鮮明に浮かんできます。

尾瀬沼の長蔵小屋のそばにある桟橋、ある秋の日の朝、水色の湖面をすーっと横切って流れて行った一羽の水鳥の軌跡

晩秋の夕暮れ、沼畔のナナカマドの木に夕陽の柔らかな光が降り注ぎ、枝先に残った赤い実をほんのりと染めていた寂寞の一瞬

荒涼とした大清水平の朽ちた木道と、オオバギボウシの紫の花房、真夏の乾いた風の匂い

残雪の尾瀬ヶ原で、ホロホロと鳴くカエルの声と雪解け水で出来た尾瀬ヶ原湖

上田代に入る辺りのズミの花が両脇に咲き誇る木道、甘い花の香りとミツバチの羽音とハラハラと散る白い花びらと

朝靄が晴れて生まれたての朝日に照らされた尾瀬ヶ原、雫に濡れた一面のワタスゲが、ほわほわといっせいに金色に輝いた

雨に濡れた竜宮十字路で、小さな白樺の黄葉と草紅葉の色が、少し赤みを帯びていたしっとりとした秋の朝

急に立ち込めた夕霧に、景鶴山と六兵衛掘りの拠水林が見る見るうちに隠されていった6月の尾瀬ヶ原

沈む夕日を追いかけるように急いだ下田代の木道、荒涼とした湿原に、真っ赤な夕陽が沈んで行った晩秋の夕暮れ

思いがけず、9月に大霜の朝を迎えた。真っ白になった草紅葉、凍えたエゾリンドウ、朝日が射しこむと7色の光が宝石箱のようだった。


いつか、再び、尾瀬に行く事があったなら、心の中に生き続ける景色をもう一度撮りたいです。

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                    竜宮十字路

                       雪の橋を 越えて行こう
                       はやる心を 抑えながら・・・

                       雪の原を 歩いていこう
                       竜宮は まだ深い雪のしたに
                       木道さえも まだ雪のしたに

                      どこまでも 続く 雪原のむこうに
                      遠く 燧ケ岳が 笑っている・・・

                      竜宮十字路

                      ああ、やっと
                      やっと あなたに 逢えた・・・

                        <竜宮十字路は大好きな場所>


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# by kazematikado | 2014-03-15 01:55 | 山と森 | Comments(6)
2014年 03月 12日

就活^_^;

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秩父堂上の節分草園地、昨年の今頃は満開でした。今年はまだ雪に埋もれているそうです。




昨年の3月に、まる25年間働いた会社を退職しました。
自分としては、まだまだ働きたかったのですが、業績不振と言うことで契約の更新はありませんでした。
契約社員はすべて解雇という不本意ではありましたけれど、考えてみたら女性の契約社員としては最後の一人でした。
こんなに長く続けることが出来たなんて、わたしとしては良く頑張ったものだと変な感慨も(笑)
そんな訳で、毎日が日曜日な生活にどっぷり浸かって(といっても、やたら忙しい一年でしたが)いましたが、
1年経って、やっぱり働いていたい気持ちが湧いてきました。そうなるとやる気がふつふつと湧いてきて、本気に火が付きました。


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就職活動を開始して3週間、すでに8社に履歴書を提出、書類選考で落ちた会社、3社
面接で落ちた会社、1社。今週面接1社、来週面接1社、書類選考待ち2社とこんな感じです。
この中で、とてもやってみたかった仕事が1つだけありました。
フルタイムでしたけれど、もし、この仕事に従事できたなら、わたしの人生の最後の仕事として、
一生懸命取り組みたいと思ったくらいでしたけれど、結果としては面接にも至らない書類選考落ちでした。
これには、少なからずめげましたし、やはり就活は甘くないと実感しました。


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明日の面接は、今までの職歴が活かせないような、正反対の職種なので無理だろうなとは思いますが、
行くからには、苦手な自己PRですが、頑張ってみようと思います。
このブログで、朗報を流せるといいんですけれど、とにかく、やれることは頑張ってみたいと思っています。
だけど、天気が悪そう…(/_;) おかしいなぁ、晴れ女なんだけれど???


節分草の群生の上にはマンサクやダンコウバイが咲いてしました。
 
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マンサクの花


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ダンコウバイの花


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アブラチャンの花




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# by kazematikado | 2014-03-12 21:04 | 日々の事 | Comments(8)
2014年 03月 11日

3.11

東日本大震災から今日で3年…長かったような短かったような気がします。
被災地の方々の悲しみを乗り越えて必死に生きようとする姿や、復興に懸ける取り組みや、
まだまだ、復興には辿り着けずにいる原発やその周辺の立ち入り禁止地区の様子や、
いまだ仮設住宅に暮らさなければならない方たちや、他県での避難生活を余儀なくされている人々、
家族が離れ離れになって、住む土地を追われなければならなかった人々の苦しみや悲しみの姿など
連日、テレビや新聞で報道されていますね。

まだまだ、癒えない深い傷跡を、わたしは、日々の生活の中で忘れ去っていた事を痛感しました。
あの当時、夜遅く電気を付けていることさえはばかられた…
毎日、テレビを見ては涙を流し、本気でボランティアに行きたいとさえ思ったこと…
自分には何が出来るのかと自問自答した日々、どこかに遊びに行くなんてこと到底できないと思えた…
時が経つと、そういう気持ちさえ、薄れ、忘れてしまいがちになるんだと恥ずかしく思いました。
そして、心の中にはあるのだけれど、日々の暮らしの中で置き去りになっていました。

被災地の人々と、被災していない土地の人々とは、どうしても温度差があると、語り部となった10代の
少女や、原発の街から、疎開しなければならなかった少女が話していました。本当に涙が零れました。
わたしは自分が恥ずかしかったし、苦しみを乗り越えてこんなにもしっかりと前を見据えて歩いている姿に
若い力の素晴らしさ、純粋さ、健気さを垣間見せてもらいました。
震災だけでなく、その後の豪雨や台風被害、土砂崩れ、先日の大雪被害など、自然災害が多発しています。
自分自身の中で、けして、忘れてはいけない事、風化させてはいけない事なのだと思いました。
そして、いつ、災害が自分たちの身に降りかかるかも知れないのだから、他人事ではないのだと思います。

夕刊に、「92歳の子育て」という記事が載っていました。震災孤児となった2人の孫を、亡くなった
両親に変わり、92歳の祖父が、育てていると言う記事でした。
『孫が、大きくなるまで、あと10年は生きないとと思う。』という、祖父の言葉が載っていました。
わたしは、元気な今ですら、孫を育てると言うことを考えたら、その責任の大きさに不安になるだろうと
思いました。それを、92歳のおじいちゃんが一人でお世話しているのですからどんなに大変でしょう。

3年経っても遅々としてなかなか進まない復興。土地や産業の復興はもちろんですが、このような、
心の痛手や、精神的な疲労など、本当の意味での復興は、まだまだずっとかかるのだと言うことを
再認識した3.11でした。なにも出来ないかもしれないけれど、せめて、忘れずにいようと、自分の心に
言い聞かせました。

なんだか、上手く言えませんが、3.11に寄せたわたしの雑感です。
あの大雪の後、我が家の福寿草が美しい金色の花を咲かせました。
まるで、太陽の陽射しを呑んで、大きくなっているような、そんな気がしました。

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雪をどかしてあげたら、嬉しそう、小さな蕾もありました。

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大雪で、今年は草花の開花が遅れ気味なのでしょうね。そろそろ渓谷に咲くあのお花は目覚めたでしょうか?
どんなことが起ころうとも、季節は、必ず、巡って往きますね。


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# by kazematikado | 2014-03-11 01:06 | 日々の事 | Comments(0)