風街角

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2014年 03月 18日

風の谷に舞い降りた春

約1年ぶりに風の谷を訪れました。風の谷とは、わたしが付けた奥多摩のある渓谷の総称です。
奥多摩に咲くイワウチワを探して何度となく訪れた渓谷でした。
最初の年はイワウチワに逢えませんでしたが、何度も訪れるうちにとってもたくさんの感動を与えてくれる場所でした。
このハナネコノメもその一つです。それまで、ハナネコノメと言えば高尾山と思っていました。
奥多摩には咲かないものと思っていたのです。
ところが、そのハナネコノメの最初の1輪を、この渓谷の沢で見つけてしまいました。
その時の喜びと感動は計り知れません。
それからというもの、風の谷では、次々とハナネコノメの群生地が見つかりました。
そして、風の谷ばかりではなく、奥多摩のあちらこちらの渓谷でハナネコノメの姿をみつけました。
いままでは、気づこうとしていなかっただけなのだと思いました。
水温む早春の渓谷に、人知れず咲く白い小さなハナネコノメは、春の妖精のようでした。
毎年、こうして、咲き始めたかな?と期待に胸を弾ませて訪れるようになりました。

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しばらく川に沿った道を歩き辿り着いた山里は、とても懐かしさを感じさせる集落があります。
どのお宅も、塀などなくて開放的です。

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先日の大雪の名残りが、日陰にはまだたっぷりと残っています。
火の見櫓も雪に囲まれていました。

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陽の当たる畑では、住民の方が畑仕事の精を出されていました。

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里山を抜けて、植林帯の道を行くと渓谷に出ます。

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いつもなら、時折、ミソサザイが来て歌ってくれるような誰もいない静かな渓谷なのですが、今日は様子が違います。
たくさんの釣り人たちが、渓谷の両岸に陣取って焚き火を起こしています。

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お話しを伺うと、今朝放流した山女魚や岩魚を釣るのだそうです。
いままで、こんな状況に遭遇したことがなかったのでびっくりしてしまいました。
聞くと、大雪で放流する日が伸びたようです。こんな所にも雪の影響が出ているのですね。
今日は川の中に入ることは出来そうもなかったので、こちら側の岸辺の木立ち側だけを確認しました。

ありました。ちいさな蕾がびっしりです。

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毎年、オレンジ色の蕊のハナネコノメが見つかる場所で、今年もオレンジの蕊は健在のようでした。


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光りの入らない場所で撮影もままならず、アングルも何もない咲いていたと言うだけの証拠写真程度です。
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この株は、薄っすらとピンクがかったガクです。


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一枝だけ開いているものがありました。真ん中の花の蕊はもう落ちていましたが、やはりハナネコノメは可愛いです。


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他の場所も、、ちらっと見てみましたが、まだ固い蕾でした。
でも、今週、気温が上がっているので一気に開花となりそうです。
今日のリベンジに、また、写真を撮りに訪れるつもりです。

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春の陽光が川床の石をゆらゆらと照らします。水温む季節の到来です。


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良く見ると、20センチほどの岩魚がいました。画面中央にいるのが判りますか?

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水面をキラキラと光の欠片が流れと遊びながら流れて行きます。


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今日は、花の写真が撮れなかったので、多摩川に降りてみました。
多摩川への流れ込みが滝のようで美しいです。昔、この流れを空色の滝と名付けたことが思い出されました。


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シャッタースピードを変えて遊んでみました。


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多摩川の流れ


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まだ、日陰の岸辺には雪が残っていました。

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この後、吉野梅郷の梅の公園に寄ろうと思いましたが、結構渋滞になっていましたので止めました。
今月末で、梅の公園の梅の木は、プラムポックスウィルスのため、すべて伐採されてしまいます。
ここまでの梅林になるのに50年近い歳月がかかっているそうなので、再びの梅林をわたしたちは見れそうもありません。
来週に、もう一度訪れてみるつもりです。切ないことですね。

少し、お昼を回ってしまいましたけれど、以前から気になっていた面白いお蕎麦屋さんを訪ねました。
東青梅にあるこのお店、住宅街の中の細い路地を入って行き、さらに、奥まったところにあります。
外からは、こんな所にお蕎麦屋さんがあるなんて全く気付かない隠れ家のようなお蕎麦屋"雲水"さんです。




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入ってみると、結構お客さんがいます。きっと、知る人ぞ知る名店なのでしょう。
お客さんが来てから、蕎麦を打つらしく時間がかかりますが、出てきたお蕎麦は薄緑がかった絶品でした。

蕎麦にはうるさい安曇野さんが、『うまい!』と一言。好みのお味だったようです。



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by kazematikado | 2014-03-18 22:23 | 山と森


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