2016年 01月 09日
新年に入り、三箇日は、ふたりの娘夫婦が家族で年賀に来てくれ恒例の新年会となりました。 狭い我が家でしたけれど、孫たちに囲まれてしあわせな年初となりました。 4日は仕事始め、5日は孫たちと遊び始め(笑)羽村動物園に行きました。 5日は初詣と新しい習い事を始めました。 6日は、New Year 登山で五日市にある臼杵山に登り、ガイド仲間との新年会でした。 ささやかですが、順調な幕開けとなりました。 今年も忙しくなりそうな予感です。いえ、自分で忙しくしてるのかも…(笑) 初詣は、毎年、家族で川越の喜多院へ行きます。 例年かなり混むのですが、三箇日を過ぎたせいか何だか静かな境内でした。 一年間の無病息災を願い、護摩を焚いていただきました。 娘たち家族のしあわせを、孫たちの健やかな成長を祈願しました。 そして、午後からはこちらのお店へ どこだか判りますか? この2枚の写真で、どちらのお店か判った人は、かなりの青梅通です(笑) そう、ステンドグラスのアトリエ&ショップのMINAMOさんです!! こちらで何を始めるのかと言うと、ステンドグラス教室に通わせていただく事になりました。 月2回のレッスンで、今日が初日です。新年早々の初レッスン、何だか幸先いいでしょう?(^^)v 青梅の町を歩くようになって、始めに気づいたのが駅前の坂道を降りて行く途中にあるMINAMOさんでした。 色ガラスをはめ込んだドアも、光が透き通るドアノブも、レンガの敷石の間に散りばめたタイルのモザイク模様も 斜めに立つポールに描かれた雫模様も、ショーウインドーに飾られた美しい作品の数々も、とても素敵な空間で、 一目で惹きつけられました。 でも、なかなかお店に入ることが出来ぬまま月日が過ぎていきました。 最初にお邪魔したのは、一昨年の11月だったと思います。ハナネコ女子会の帰りにちょこっと寄らせていただきました。 その翌月の12月に、遊びに来てくれた咲絵ちゃんと伺ったのが2度目だったでしょうか。 次に出逢ったのは、カフェころんのショーウィンドーでした。 廃屋となっていた古民家を、同じ思いを持った仲間たちと手作りでリノベーションし、素敵なカフェにと生まれ変わらせた 心温まるお話しは、以前このブログでもご紹介しましたが、その時、古民家の窓ガラスだった古いガラスたちが残ったそうです。 昭和という時代を生きた歴史あるガラスを廃棄するのは忍びない…なんとかリメイクしたい…そう考えたMINAMOさんは、 そのガラスを使って、素敵なアクセサリーやステンドグラスの灯りとして生まれ変わらせたのでした。 カフェころんのショーウィンドーに“ハイオク”という名前でMINAMOさんの作品の一部が飾られていたのでした。 その作品を見た時、ガラスの美しさに気づくと同時に、自分が実はガラスが好きだったことに気付いたのでした。 子ども時代の古い家の曇りガラスの記憶を思い出したのでした。 病弱な子供だったわたしは(今では信じられないでしょうけれど^_^;)良く熱を出して学校を休んでいました。 寝ている布団の中から。上の方の透き通った窓ガラス越しに見える庭の木々の葉のそよぎを、ずっと見上げてました。 そして、下の方のダイヤ柄にカットされたり、花のような模様にカットされた曇りガラス越しに、優しく差し込んでくる光を 綺麗だなぁと見つめながら、いろんな空想の世界で遊んでいたのでした。 その、ハイオクという作品に深く感銘を受けました。捨てられ消えていってしまう運命のガラスたちに命を与え蘇らせた MINAMOさんのアーティストとしての繊細な技術と感性と心に、凄く惹かれたのでした。 それから、時々お邪魔するようになり、親しくお話しさせていただけるようになりました。 そんなある日、一つの作品が目に留まりました。 飾り棚の奥に飾られていた小さな絵皿…光によってさまざまな表情を見せる色ガラスの虹色の輝きと その中心に描かれた小さな絵、そこに描かれた蝶は、大好きなルリタテハでした。 なぜかその小さな絵の世界に惹き込まれたしまいました。「この絵は、まり子さんが描かれたのですか?」と、 わたしは伺っていました。 『その絵は親しくさせていただいている絵本作家のお友だちに描いていただいたものなんですよ。』と答えて、MINAMOさんは、 その作家さんの何枚かの絵ハガキをみせてくださいました。どれも素晴らしい絵でうっとりと見入ってしまいました。 そしてその中に、「あっ!!!この絵は!!!」と思う絵に、わたしは釘づけになってしまったのでした。 長女が初孫のてっちゃんを身ごもっていた時の事でした。蕗の葉の上ですやすやと眠る天使のあかちゃんの絵… 愛らしい寝顔や姿が、なぜか長女に宿った小さな命と重なって、思わず涙ぐむほど愛おしく思ったのを思い出しました。 昨年、次女が初めての子を身ごもっていて、このタイミングでこの絵に再び出会えたことに何か運命的なものを感じたのでした。 わたしは、この絵で絵皿を作っていただく事が出来ないでしょうかと、無謀にも、まり子さんにお願いしていました。 まり子さんは快く承諾してくださって、娘の出産に合わせて絵皿を作成してくださることを約束してくださいました。 その後、偶然にも青梅にあるギャラリーカフェの“はこ哉”さんで、この絵の作家さん、江口あさ子先生にお逢いすることが出来て 不思議な巡り合せに運命を感じずにはいられませんでした。 こうして作っていただいた作品が、この作品です。 まり子さんが、娘の出産の無事を願って心を込めて作ってくださいました。 そして江口先生も心から祝福し無事を祈ってくださいました。本当に夢のようなことで、ありがたいことです。 こんなことがきっかけで、わたしもガラスを使って何か作ってみたいと思うようになりました。 まり子さんの作品は、自然に根差した美しいものばかりです。 目標は大きく持って、わたしもいつかこんな素敵な作品を作ってっ見たいです。
一目で気に入ってしまいました。光に透けるとこんな風に光るんです。 この羽のモデルは、蜻蛉の翅なんですって、ああ、なお更ステキ♡ 実は江口先生も初めにこのペンダントを選ばれたそうです。 そして、こちらも一目で気に入って購入した月の雫みたいなペンダント とっても気に入って、いつも身に着けています。 きっと、アクセサリー作りはとっても難しいのでしょうけれど、いつか作ってみたいです。 で、事始めということで、初日はこんなことをしました。 好きなガラスを選んで、カットして、磨いて…とここまで。次回はこれを組み立てるのですって、楽しみです(*^_^*) ガラスって光を内包して、美しいです。 ステンドグラス作りって、思っていたよりも工作的要素が多くて楽しそうです。 今年は、今までになかった何か新しいものが見付けられそうな予感がします。 まり子さんに弟子入りしました!! いいえ、これからは、まり子先生です。 出来の悪い生徒だと思いますが、よろしくお願いします。 「がんばります!!」と言ったら、 『いいえ、楽しんでっくださいね(*^_^*)』と、優しく微笑んでくださいました。 そうですね。楽しませていただきます。レッスンに通っていらっしゃるたくさんの先輩方とも仲良くさせていただきたいです。 みなさん、新参者ですがどうぞよろしくお願いいたします(*^_^*)
by kazematikado
| 2016-01-09 16:40
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