2016年 12月 12日
またまた、過ぎし日シリーズです(^_^;) 奥多摩の山また山のその奥に、ぽつんと小さな頂きひとつ。 三ツドッケ(天目山)と川苔山を結ぶ稜線上に、玄人好みの山、奥多摩の寂峰と謳われた蕎麦粒山があります。 今回は11月下旬のイベントでガイドを担当することになり、10月中旬に下見登山で行ってきました。 さすが、寂峰と謳われただけあって、下見時は誰にも遭遇せずイベント当日も屈強な若者一人とすれ違っただけでした。 わたしたちが企画したのは、川乗谷から鳥屋戸尾根を登り、笙ノ岩山~蕎麦粒山~川乗林道を降るコースです。 前回登ったのは新緑の6月でした。植林帯の急登を抜けると緑滴るブナ林があり、今回はそろそろ黄葉も 見られるかと期待しつつの山行でしたが、やはりまだ時期尚早。でも、山は必ず何かを用意していてくれますね。 終盤に素敵なサプライズが待っていたのでした。 歩き始めは川乗橋バス停から、奥多摩の人気の山、川苔山へ登るルートを辿りますが、
一杯水を経て天目山(三ツドッケ)さらに酉谷山方面と 日向沢ノ峰を経て踊平さらに川苔山方面へとを指し示す道標 激しく下り、また登り返す川苔山までの遙かな道程を望む。 蕎麦粒山(1473m)~桂谷ノ峰~日向沢ノ峰~踊平~横ケ谷平~ 曲ケ谷北峰~東ノ肩~川苔山(1363m)へ 『さぁ、挑んで来い。』と、川苔山が呼んでいます。 キツイだろうけれど、いつかは辿ってみたい道程でもあります。 川苔山からの下山路もさらに複数あり、どれもロングコースです。 真名井ノ頭を経て赤杭尾根を川合へ降りるコース。 川苔山から足毛岩を経て百尋の滝から川乗橋へと降るコース。 川苔山から、東ノ肩、舟井戸、鋸尾根を経て本荷田山から奥多摩へ降るコース。 本荷田山へは行かず、コブタカ山~鳩ノ巣へ降るコースなど多種多様。 この多彩ぶりが奥多摩の人気の山たる由縁ですね。
特に、矢尻型のこの尖った岩が、蕎麦の実に見えなくもなくて、かわいいです。
そして、林道に出る頃、嬉しいサプライズがありました。 大好きな青紫のリンドウの花が、たくさん咲いていてくれたのです。 登山道脇に、ずっと咲き続いていてくれ癒されます。
このお花はフジアザミです。奥多摩でも高山域では時々見かけます。
良く見えないと思いますが、百尋の滝が少しだけ見えました。 中央の所、木々に見え隠れしてるのですが判りますか? 200mレンズではこれが精一杯^_^; 美しい流れが、夕暮れ時に沈むころ、長かった林道歩きもフィナーレです。
by kazematikado
| 2016-12-12 19:24
| 山と森
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